2017年10月09日 21時00分
「ざまあねえな、味噌野郎!惚れた女ひとり守れねえとは、所詮お前はその程度の味噌ってことだ!」
あざけるようなデスケチャップマンに味噌マンは言葉を失った。彼はもう、情すらも失ってしまったというのだろう…続きを見る
2017年10月09日 21時00分
「ざまあねえな、味噌野郎!惚れた女ひとり守れねえとは、所詮お前はその程度の味噌ってことだ!」
あざけるようなデスケチャップマンに味噌マンは言葉を失った。彼はもう、情すらも失ってしまったというのだろう…続きを見る
2017年10月08日 22時38分
命をかけてでも守ろうと誓ったはずなのに、僕は彼女を守れなかった。手の中で失われていく命の感触。
冷えていく彼女の体に触れているときに、僕は初めて気がついた。ひょっとしたら僕は、彼女に恋をしていたのか…続きを見る
2017年10月05日 22時00分
ケチャップマンとナスマンからなんとか逃げ出し、外に助けを求めるためコージーホールを脱出しようとした味噌マンたちであったが、出入り口は厳重に封鎖されていた。
「な、どういうことだ。中はこんなにひどい有…続きを見る
2017年10月04日 21時33分
「く、苦しい、だ、誰か」
「体がいたいの!助けて、お母さん!」
「きゅ、救急車を、誰か早く!」
「いやぁ、誰か息子が、息子が…がはぁっ!」
体液を撒き散らし、次々と倒れていく人々。途切れることのない悲…続きを見る
2017年10月03日 22時09分
二人は僕にとって紛れもなく親友だった。生まれて初めてできた、二人の親友。それを同時に失う日が来るなんて、疑ってもいなかった。
あの日に戻れれば。いくらそう思っていても、時間を戻すことなんてできない。
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2017年09月09日 22時00分
食アカに入学して間もない頃、三人は無限に広がるような星空を見上げてこんなことを話していた。
「二人みたいに無農薬も農薬使用もなんの隔てもなく、一緒にいられるような世界を作っていけたらなって思うんだ」
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2017年09月05日 22時00分
雨に濡れた廃墟で、味噌パンマンは五平餅ちゃんのケチャップに染まった身体をそっと抱き抱えた。
真っ赤なケチャップが血のようにしたたり落ちて、味噌パンマンの鍛え抜かれた大胸筋を濡らす。赤いスカーフが味噌…続きを見る