読書

『PRE-SUASION』 著者 ロバート・チャルディーニ

(1)「ニシン」と10回言ってください。
(2)では、赤ちゃんが生まれることを何と言いますか?



答えは妊娠ではなく出産です。(私は妊娠!と答えました)
事前に何を見ていたか、何を聞いていたのか、何を考えていたかによって、それが今後の意思決定や行動に大きく響きます。しかも、無意識の内に。
この10回クイズのように、下準備(1)をしていれば人の意思に大きな影響を与えることが出来るということが書かれています。
使い方によって毒にも薬にもなる、オススメの本です。

『夜にはずっと深い夜を』  著者 鳥居みゆき

お笑い芸人の鳥居みゆきが書いた短編小説集です。
登場人物が全員狂人で、妄想の中だけで生きているぶっ飛んだ価値観を持っています。
一つ一つの話が独立しているようでいて、内容が微妙に繋がっているという一風変わった小説でした。
鳥居みゆきのコントの世界観がそのまま文字になっているので、彼女のコントを見て笑ったことのある人はオススメです。

osamu

ヒット&ラーンの意味は鬱と躁と聞いて、すごいセンスだなと思いました

2020年05月07日 02時43分

いずみ

osamuさん そんな意味があったのは知りませんでした

2020年05月07日 03時27分

『あすも快晴』  著者 藤堂志津子

一本気で男っぽいOLの主人公が、結婚するまでの物語です。
人の悩みには全力で答え、曲がった事を見つけると迷わず首を突っ込み、それでいて好きな人の前では恐縮してしまう不器用な主人公のキャラが好きです。
この主人公と全く同じ性格の人と仕事をしていたことがあるので、個人的に読んでいてとても楽しかったです。
タイトルの通り、読んでいて晴れやかな気分になれる小説でした。
気分が落ち込んでいる人にオススメです。

『乳と卵』  著者 川上未映子

芥川賞受賞作品。
ネット上で見る限り、かなり評価が割れている作品です。
物語の内容は、主人公が豊胸手術を受けようと思っている姉から相談を受けるというものです。
思春期である姉の娘は口を利かず、紙に文章を書いて意思疎通を図るといった異様な雰囲気が漂う小説です。
正直、話の長いオバサンのような口語体で書かれていて読みにくい文章です。(ページ数は少ない)
でも、最後のシーンだけは今まで読んできた小説の中で一番記憶に強く残る異彩を放つ小説でした。

「印象に残った」という一点のみでここに紹介します。
個人的には女性にオススメの作品だと思います。

『群衆心理』  著者 ギュスターヴ・ル・ボン

社会心理学の発展に影響を及ぼした古典的な名著。
実例をもとに、群衆の特性について書かれています。
群衆は感情が拡張的で物事を軽々しく信じやすい性質、極端から極端の間を絶えず行き来するといったことが書かれていて、ネット上でよく見かける現代人の特徴がそのまま載っています。
120年以上も前の本で、当時まだ緻密な実験データが無かったにもかかわらず、ズバズバと言い当てられる怖い本です。
※ヒトラーが愛読していたと言われています。

色白

勉強になりそうなおすすめの本教えてください!

2020年05月05日 02時14分

いずみ

色白さん 同じく社会心理学の本でしたら「影響力の武器」という本が良いと思います。
返報性、希少性、権威、一貫性、好意、社会的証明などという観点で、人はどのようにして無意識に動かされるのかということが書かれています。

2020年05月07日 01時38分

色白

いずみさん そのうち読んでみます!ありがとうございます!

2020年05月07日 02時06分

『黒い家』  著者 貴志祐介

保険金目当ての殺人をテーマにしたホラー小説です。
とある顧客が主人公の勤めている生命保険会社に毎日執拗に保険金の催促をしに来ますが、事件の疑いが強いため顧客への支払いを保留。
その真意を確認するために保険加入者の妻とコンタクトをとり始め、そこから主人公の周囲で恐ろしいことが起こり始める、という物語です。
お金が絡んだときの人間の怖さを存分に味わえ、読みながらも鼓動が激しくなり、それでもページをめくる手が止まらなくなる良いホラー小説でした。

日々が退屈で、強い刺激を求める人にオススメです。

黒いカピバラ

懐かしい。
これ読んで貴志祐介ハマったわ

2020年05月05日 01時14分

いずみ

色白さん 映画に出演してるそうですね。(まだ観ていない)

2020年05月05日 01時19分

いずみ

黒いカピバラさん 私もこれを読んで他の作品もいくつか買ってしまいました。

2020年05月05日 01時20分

osamu

貴志祐介ハマってたなー
「13番目の人格ペルソナ」と「クリムゾンの迷宮」がすごく好きです

2020年05月05日 02時50分

いずみ

osamuさん 最近読み始めた作家ですが、面白いですよね

2020年05月07日 01時34分

たまたま2冊一緒に買った中に、同じ人が特集を組まれているとは思わなかった。

やはり私は色んな職業に就いている「人」というものに興味がある、と思いました。

『香水 ある人殺しの物語』  著者 パトリック・ジュースキント

タイトルにもある通り、香りをテーマにしたスリラー小説です。
奴隷として働かされていた主人公が調香師の目に留まり、弟子入りして調香師として天才的な手腕を発揮していく物語。
理想を求めるあまり、人を殺して肌から匂いを採取するという変態的主人公。
その不気味さを存分に味わう物語になっています。
特に、殺される女性の絶望感や諦め感の描写が、数ある小説の中でも群を抜いた不気味さで好きです。
原作に忠実な映画化もしていて、どちらもオススメです。

チキンカツ

これ好きです。不気味と美しさが混在したゾクゾクするような映画でした( 'ω' )少し恐怖を感じながらも目が離せなかった。

2020年04月05日 07時20分

いとくず

私もこの映画観た気がします。もうあまり覚えてないので、原作読んでみたいです!

2020年04月05日 07時32分

いずみ

チキンカツさん そうなんですよ。ただ不気味なだけじゃなくて、主人公のフィルターを通して見ているような匂いの美しさまで忠実に再現してて、素晴らしい映画だと思いました。

2020年04月05日 11時21分

いずみ

いとくずさん 個人的には、小説を読むのが面倒臭かったら映画で手軽に見ても何の問題もないと思います。それだけ原作の再現度が高い映画です。

2020年04月05日 11時25分

『サブリエル』  著者 ガース・ニクス

ネクロマンサーであるサブリエル(主人公)が、魔術が施された剣と7つのベルを武器に死霊達と戦い、行方知れずになった父親を捜すというダークファンタジー小説です。
常に冬の夕方のような暗さで、粘着感の漂う世界観が癖になりますが、主人公が前向きな性格なのでガッツリ暗いという感じではないです。
ロード・オブ・ザ・リングなどのファンタジーが好きな方にはオススメの小説だと思います。

秋茜

あらすじがすでに面白そう
探してみるよー

2020年04月05日 01時48分

いずみ

秋茜さん シリーズが続いて『ライラエル』『アブホーセン』と全部で3つあって現在ライラエルを読んでますが、こっちも面白くてオススメです!

2020年04月05日 02時32分

『夜の写本師』  著者 乾石 智子

時代を超えて主人公が復讐を果たそうとするダークファンタジー小説。
魔法が沢山登場しますが、主人公は魔法使いではなく「写本師」と、一風変わっています。
ページ数は300ちょっとですが、1000ページ以上は読んだのではないかと思ってしまうような重厚な世界観と、読者もこの世界で生活してるのではないかと思わせるような自然な文体が大好きです。
ハリーポッターシリーズが好きな人にオススメだと思います。

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