だけど、封建社会から産業革命を経て資本主義の矛盾に100年以上に渡り苦しめられてきた歴史を振り替えるとき、今この現状に対して注意深く考える必要がある。

左派的な思想は本当に「敗者の思考」なのだろうか。現実とは常に新自由主義的な「弱肉強食社会」なのだろうか。情報操作(メディアコントロール)の歴史は案外と長い。僕らの常識とは、何者かによって意図的に作られていやしないだろうか。

僕らは、僕らだけが生きた時代の常識をいともたやすく信じがちだが、歴史を俯瞰的に見たときに、それは本当に真実なのだろうか。

よく考える必要がある。