朝はパン パンパパン
「ごめん、ゴロが急に飛び出したものだから。大丈夫、立てる?」
野犬、ゴロを止めて手を差しのべてきたのは、私が後を追っていた彼だった。また飛びかかってきやしないかとおそるおそるゴロに目をやると、彼の隣に行儀よくおすわりしていた。耳が垂れて心なしかしゅんとしているように見える。
「ああ、立てるよ、問題ない」
私は情けないところを見られたせいか強がってしまい、彼の手を借りず自力で立ち上がった。彼は行き場をなくした手でゴロを撫でた。
「その犬は?」
お前の犬かと言外に抗議を滲ませて聞くと、彼はパッと顔を明るくした。私がただ犬に興味を抱いて聞いたと思ったのだろう。彼は純粋だった。
大天使入りジャム(みったん)
この前の続きですか?
2018年05月25日 06時52分
みそ(業務用)
大天使入りジャム(みったん)さん そうです。なるべく毎朝更新しています。
2018年05月25日 12時10分
大天使入りジャム(みったん)
みそ(業務用)さん じゃぁ、この前私は余分なことしてしまったね、、、ごめんなさい。
2018年05月25日 12時16分
みそ(業務用)
大天使入りジャム(みったん)さん いえいえ、そんな大したものを書いているわけではないのでお気になさらず。
2018年05月25日 17時37分