朔くん
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朔くん ▶ SFについて語ろう
2012年11月23日 14:54
高い城の男(フィリップ・K・ディック),浅倉久志訳,2009年1月31日23刷,ハヤカワ文庫。 第二次世界大戦でナチスドイツと日本が勝利し、アメリカは両者に分割統治されているディストピアを描いた作品。作品のキーワードとして占いの易経が使用され、作品中にナチスドイツと日本が敗北した世界を描く「蝗身横たわる」という架空の小説が出てきて、事実と虚構がないまぜになってくる。 SFとしても小説としても完成度が高い作品です。