2022年04月23日 09時28分
グレートリセットは、幕末の世界版
どうしても長くなってしまいますが、できるだけ短めに
産業革命以来に急速に進んだ経済成長
あるいは、戦後以降の金融システム
こういったものが「持続可能ではない」ので次の社会システムに移ります!
グレートリセットとはそういう話です。
「マイナス金利」とかもう完全にバグっちゃってますよね。お金借りたら利息がもらえるんですよw
これ、もう破綻しているシステムを一時しのぎで無理やり延命させてるだけなんです。
明治維新ではちょんまげや帯刀はやめましょうということになりましたよね。
グレートリセットにおいても、それに伴って「意識改革」があります。
それが「SDGs」「脱炭素社会」「新しい資本主義」などなんです。
「新しい資本主義」は岸田首相が掲げているわけですが、2年以上前に「ステークホルダー資本主義」という言葉があって
要は株主第一をやめようという流れは、日本が勝手に始めたわけではなくて、むしろ日本は後乗りしてるだけです。
そう考えると、今は時代の変革期の真っただ中なわけで、色々な事件が頻発しているのも頷ける話ではないでしょうか。
奇しくも、コロナ対応やロシア制裁は、脱炭素の動きを促進していますよね。
幕末で想像してみたらいいと思うのですが、
「維新軍は正義だ!幕府軍が100%悪い!」とか「新撰組は光の戦士!」みたいに熱弁しちゃってる人いたらヤバいですよね。
どっちが良いとか悪いとか、町民Aが何を支持しようと関係ありませんから…
「黒船が攻めてくるかも!」と言う人もいるでしょう。
これは、たしかに可能性はゼロではありません。
でも、あなたが気付かなかっただけで、ずっと前からそのリスクありましたからね?
大震災の大変な時に軍を動かして挑発してきた国もありますからね?
今までのほほーんと生きてきて、急に情報が入ってきたからパニックになっちゃってるだけなんです。
それに、万が一攻めてきたとしても、町民Aの殺害は目的ではありません。
もちろん攻めてきたら一定のリスクはありますが、どう少なく見積もっても9割以上は生き延びられます。
昔の戦争は、敵将を討つか降伏させるかのために、その前にいる兵を倒さないといけませんでしたが
今はミサイルで直接要所を狙ったり、サイバー攻撃で降伏を促したりすることも可能です。
人的被害は第二次世界大戦のような規模にはならないでしょう。
また、災害や食糧危機などの懸念はあります。
ただ、1923年の関東大震災では10万人以上亡くなったそうですが、近年の災害ではそこまでの犠牲は出ません。
食糧危機リスクは、フードロスをなくせばどうにかなるでしょう。
そもそも1日3食食べる必要はあるのでしょうか?僕は、いまのところ食べていますけれど…
ただ、パニック買いが起きてしまうと食べるものが一時的になくなる可能性はあります。
その点で備蓄はあったほうがいいでしょう。災害対策としてももちろん必要です。
結局のところ、グレートリセットを恐れるがあまりの「正義感」「死亡リスク」に焦点当てすぎて
感情爆発しちゃった民衆が起こす「ええじゃないか」「打ちこわし」みたいな事件が身近な一番の脅威なんですよ。
相当な下手を踏んだり、よほど運が悪くない限り早々死んだりしません。
一定の危機感を保ちながら、ある程度の備えをして、なるべく感情煽られずに生きていく
グレートリセットに向けた生き方は、結局のところそれだけだと僕は思います。