2019年08月13日 02時13分
大事な話
君のことが好きなんだ。
どうか僕と、付き合って欲しい。
理由?
人を好きになることに理由なんて……は、通用しないか。
そうだね。
僕は昔から、ほんの小さな頃から、美しいものが好きなんだ。
物心ついた頃からずっと、僕は美しいものに焦がれ続けてきた。
自然のものだとか、人が作ったものだとか。
そういった区別は僕には関係がなくて。
大事なのはただ、美しいかそうでないか、っていうだけのことで。
心を奪われた中でいちばん古い記憶は、小さな僕の手を握る、祖母の手だったよ。
数えきれないくらいのしわに覆われていて、だけど肌はすべすべとして、光沢があって。
口を開けて見入ってしまったのをはっきり覚えてる。
さぞかし間抜けな顔をしていただろうね。
世の中は美しくないもので溢れてる。
だけど同じくらいに、美しいものも溢れてるんだ。
水平線に沈む夕陽や、工場の灯。
朝露に濡れた葉っぱ、霜を踏んだ音、いかがわしいネオンみたいな色の空だとか、夜におぼろげに見える稜線、池に浮かんで弾ける気泡、猫の毛並み。
夜走る電車の窓の明かり、整えられたベッド、カバンを傘の代わりにして走る少女、磁石についた砂鉄、フロントガラスに入ったヒビ。
わたあめが巻かれる様子なんかも、じっと見てしまったりする。
なんだか忙しくて、充実した人生だ。
こうして僕の話を聴いてくれる君の眼も、僕はとても綺麗だと思う。
実は半年前に君と出会って、一目でこの人だ、って思ったんだ。
君は、僕が今まで出会った人の中でいちばん、おっぱいが大きい。
ぼくおっぱい大好き。
卜ルハン
おっぱいは正義
2019年08月13日 02時19分
お肉食べ太郎
卜ルハンさん こんなものを書いておいて何ですが、おっぱいの大小は、決して価値の大小とイコールではないのです。決して。
全てのおっぱいは愛と正義のシンボルです。
2019年08月14日 01時07分