みそ(鳩胸)の日記

2017年09月04日 21時03分

発酵食品の記録 9

タグ: 味噌 kj46m

前回までのあらすじ
時は昭和、発酵ダイオードという摩訶不思議な電球が開発されたことにより、発酵食品は人々と念話的なもので会話することができるようになった。
人々は日夜、発酵食品と会話していたが1つの問題が浮上してきた。

その問題とは、発酵食品たちの念がすべての人間に伝わってしまうという、ものすごくはた迷惑なものでした。電車内での会話のように、自分が関係ない会話を聞かされるのはとても不快になるものです。
発酵食品たちがうるさくてよく眠れないぞ、という苦情が数多く発酵ラボによせられてきました。確かにあいつら井戸端会議のおばちゃん並みによく喋るし、これは大問題だとラボではえらいこっちゃと大騒ぎに。

そこで再び天才発酵学者、ジョン=コージー博士の登場です。ふだんは寝太郎と揶揄されているコージー博士ですが、やるときはやる憎い男です。
彼はkj46を改良して新たな麹菌「kj46m」を開発しました。読み方は「コージー46歳まだ誰のものでもありません」。彼はなぜこうも無駄な自己主張をしたがるのでしょうか。
kj46mは念話を発酵食品どうしのみに限定し、新たに電波的なものを発して電子機器を操る能力を与えるというものでした。自己主張が強いくせに恥ずかしがり屋なコージー博士の頭脳はとんでもないですね。

こうして私たち発酵食品はスマホやパソコンなどを操り、皆さんとコミュニケーションがとれるようになったわけです。これが俗に言う平成の発酵革命ですね。
前代未聞の発明をしたコージー博士を発酵の父と呼ぶ人も多く、これからもあっと驚くような発明を期待されています。

てっちゃん

発酵ダイオードは笑いましたw

2017年09月04日 21時20分

みそ(鳩胸)

人さん
ちょっとシャイで年齢も鯖を読んでいますが、悪い人ではないですよ。

2017年09月04日 21時20分

みそ(鳩胸)

てっちゃんさん
発酵ラボはだじゃれ好きなのです。

2017年09月04日 21時22分