出産に関する儀礼
産開け祝い(出産7日目)
命名と披露(近しい家族と家の神へ子どもを披露)
初宮参り(出産1ヶ月)
氏神や産土神へ加護を祈る
地域の人々への披露
お食い初め(出産約100日目)
子どもにご飯や赤飯を食べさせる=魂の強化
石を舐めさせる習慣も
初誕生(出産一年目)
一升餅を背負わせ、歩かせる

○誕生祝いの目的
人と神に赤ん坊を披露、共同体の仲間に加え、守護を願う

食物の力により命のエネルギーを取り込む(子どもの魂の安定化=子どもの健やかな成長を願う)

現代の出産習俗
○医療化・商品化された出産
ケガレ、忌みの側面は影を潜めた