兵庫県知事選挙で現職の斎藤知事が当選しましたよね。
まあ先に言いますが、僕としてはどっちが勝っても別に良かった、なんなら僕が有権者だったらおそらく斎藤知事に投票していた。

そのうえで言いますが、この選挙はテレビよりもネットのほうが影響力が強くなったことを示したと思います。
そして、それは決して好ましいこととは言えないとも言っておきます。

斎藤知事の演説にものすごい人数が集まった画像がありますよね。関係者やそれこそ権益のある人が支援するのはわかりますが、斎藤支持派はむしろ権益と関係ない人たちですよね。その人たちがあれだけ押しかけるというのはネットの情報を信じて行った人が多いんでしょう。

たしかに、テレビの報道は印象操作が大いにあるものに僕は感じました。しかしネットの情報はどうでしょう。そちらも事実確認が取れているかは何とも言えない情報が多かったのではないでしょうか。斎藤知事がパワハラをしていたとは言えないと思いますが、悪人じゃなかったら超いい人かというと、そうとも限らないわけで。錯綜する情報のうち何を信じるかによって、人々の斎藤知事への評価は両極端だったかもしれません。

それで結局、ネットの情報を信じる人がかなり多かった。それはテレビという権益に民衆が勝利したと思う人もいるかもしれませんが、そうではありません。テレビ局は曲がりなりにも日本の企業です。規定では、外国資本は2割以下と定められています。一方で、SNSは大体がアメリカ資本です。tiktokなんかは中国だったり。これって日本が外国勢力に負けたんじゃないでしょうか。認知戦において日本は外国に負けたと考えてもいいかもしれません。まあ、僕としては日本のテレビが割とろくでもないと思っているのも事実なので、たとえるなら日本のヤクザが外国のマフィアに負けたみたいなもんじゃないかなと。ネットは法規制がテレビに比べてガバガバですから、今後は今までテレビがやってきたことがマシだったと思えるくらいにメチャクチャになるかもしれませんね。日本でもQアノンみたいのが一大勢力になってしまうかも？

これからは今まで以上に色々な情報が錯綜、あるいは統制されていく時代かもしれません。十分気を付けましょう。