父が出勤するのでバタバタしていた。私は徹夜明けで遅く起きた。うちが車を車庫から出すタイミングで、ご近所の人も同時に車を出したいとかで、父は慌てていたようだ。ハンドル操作を誤って自分の車の側面を傷つけてしまって、いつものように指示を出す母に「お前が分かりやすくしないのがダメなんだ！」と怒鳴り付けていた。それを見ていた近所の人が「奥さんいつも大変ね！」と声をかけていた。それを聞いた父がまた、イライラしていたのがわかった。

うちの隣家が、うちのけやきの木を勝手に切った事が出掛けに判明したとかで、また更に父がイライラしていた。「今年度から隣の家の木の枝が侵入していたら勝手に切って良いことになったよ」と父に伝えたら「何で知ってるんだ！そう言うことは早くいえ！」と怒鳴られた。

私はけやきは実生で勝手に生えてくるし、放っておくとどんどん大きくなるし、嫌なのでどんどん引っこ抜いたり切ったりしたいが、いかんせん私もそんなに暇じゃなかったから放っておいたのだ。隣の家の人に対しても「枝が気に入らないなら勝手に切ってくれて構わない」くらいのスタンスでいた。

そして、車庫出しでトラブルがあったが、その日はたまたま父は職場の車を借りて帰ってきて、うちには車が２台あった。借りてきた車を返しに行くという。母が2台目の車を運転して返しに行き、帰りは電車バスで帰宅するという。

母はリウマチで身体が痛いと常々言っていたので、私が「いや、俺が行ってくるから、お母さん、家にいて良いよ」と言って数分で着替えて出ていこうとしていた。

そんな夢を見た。

以上、時系列がグチャグチャだし、母は免許なんか若い頃にとっくに失効しちゃってたし、運転なんか出来なかった。何というか、父が生きていた頃、既に私は母を守ろうとしていたんだなぁ、とか思ってしまった。そして、今現在、母を介護しているが、お前はそれで満足か？と自問自答している自分がいるのも確かである。