内閣府　ムーンショット目標１
https://www8.cao.go.jp/cstp/moonshot/sub1.html

＞2030年までに、1つのタスクに対して、1人で10体以上のアバターを、アバター1体の場合と同等の速度、精度で操作できる技術を開発し、その運用等に必要な基盤を構築する。


これですよ皆さん
まあ知ってる人は1年以上前から騒いでますけど
ちょっと何言ってるかわかりづらいから自分なりの解釈でかみ砕いてみます

監視カメラの映像が並んでる部屋ありますよね
10個のカメラを同時に監視している警備員がいるとします
その10個が固定カメラでなくロボットに置き換わって全部同時に1人で操縦
日本の内閣府が2030年にはそれを可能にすると言っているわけです
多分こういうこと

仮に1人でロボット2台動かせるとしましょう
それだけでも2人ぶんの仕事を1人で可能になるので
単純計算したらその仕事やってる人の半分は失業です
ロボット1台で人間1人と同等の仕事ができるかは知りませんが
それでも1人で10台制御可能になれば、必要な人員は確実に減ります

コロナより結構前にたまたま見たテレビで池上彰が
「昔の電話交換手が失業しても新たな仕事が生まれたから、AIやロボットに仕事奪われた時代には現在ない仕事がある」
みたいなこと言ってた覚えがあるんですが、あれはどうでしょう
いま人口が増えているのは主にアフリカくらい
先進国は出生率が軒並み減って経済成長も鈍化しています
日本なんか失われた30年ずっと横ばいでした
人口が増えないとお金使う人も増えないわけですが
本当に次の仕事はあるでしょうか？
アフリカも今後人口増え続けるかは個人的に疑問ですが、その話はここでは割愛

でまあ、仕事がなくなったら失業者は当然増えます
「失業率」なんていう言葉はなくなるくらい増えるかもしれませんね
全員が就業していることを前提とした言葉なので…
彼らは「自助しろ」と言われ見殺しにされるのでしょうか？

ここで「ベーシックインカム」に話がつながっていくんだと思います
日本を含めいろんな国にベーシックインカムを支持する党があります
働いていない人にまで全員に定期的にお金を配る
今までの常識ではちょっと考えられませんでしたが
良いとか悪いとかの話でなく失業者の激増で「そうせざるを得なくなる」
そうなっていくのが近い将来の話だと思います