2018年08月27日 23時38分
【夏だし】本当にあった怖い話【怪談】
家に虫がでた。
とかいう物理的なやつも怖いけど、
おばけ的なやつも怖いよね。
そんなお話だよ。
ちなみに、おばけを信じてるかといえば、「証明や再現は出来ないけど、いると思ったらいる」と決めてる。
脳科学とか心理学好きなので。
同じ音楽を聴いても、ただのメロディ、心打つ至高の作品、ドレミファの言葉に聴こえる絶対音感、ひとによって違うように、物理的には何もないところや、普段はありえない現象を、どう感じるか、思うかってのは人それぞれ。
「おばけ」として脳内の世界を構築するのも、まあ、ありっちゃありだよね。
それで自分にとっては合理的、論理的な解釈ができるなら。
脳のヘントウタイやらカイバさんやらの働きかもって言われたりしてるよね。
シャンプーしてるときに視線を感じるのは、背中の皮膚が泡やお湯、少し冷えたりしたのを感じて、「あれ?」って思ってるだけかもしれない。
リンスが待ってるのかもしれない。
で、さ。
だいたいは脳内の錯覚だと思ってるわけですよ。
だって、はっきりとおばけを見たことないからね。
「家の家具がどうした」とか「捕まれた腕に手形が」って経験、ないもので。
あるのは、
「あ、なんか、やば。こわ」ってとき。
おうちで、あるいは外で。
そんな感じで一番怖かったのは、
子供のころ。
兄と二段ベッド使ってたんだ。
とくにここ最近ホラー見たわけでもなく、怖い思いもなく、直前までおちゃらけてた。
わりとテンション高めなほうだった。
なのに、電気消したら、一気にぞわぞわぞわってきた。
やばい部屋の入口にいる。
そう思った。
気のせい。
気のせい。
気のせい。
気のせい。
今目の前にいる。
気のせい。
兄が言った。
「ねえ、なんか、いるよな」
ソッコーで電気つけた。
こえーよ。