「皆様、こんばんは。やっと終わったのかと思って安心していましたが、マッスルクッキングのお時間です。先生はもちろんこの方、料理よりも筋トレだ！が口癖の筋肉盛雄先生です」
「キン・ニク・モリ・モリ みんなマッスル！」
「懐かしい歌の替え歌ですね」
「キン・ニク・テカ・テカ あしたも黒光り！」
「ちゃんと歌詞を考えてきているあたり実は真面目なのかもしれませんね」
「みんな、こんばんマッスル！」
「しかしたまにはレシピを考えてきてほしいものです」
「うるせえ、たまにはお前が考えてこい！」
「いちおう盛雄先生の料理教室というていなのになんてことを言い出すんですか」
「すまん、ちょっと気が立ってたぜ！」
「あんなにご機嫌そうに歌って踊って、ポーズまで決めていたのにですか？」
「これでもプロですから」
「なんのプロかはわかりませんが、料理のプロでないことは確かですね」
「当たり前だぜ！」
「大胸筋をピクピクさせないでください。それで、なにがあったんですか？」
「それがな、ちょっと俺の乳首を見てくれ」
「あまりまじまじと見たくはありませんが」
「俺だって恥ずかしいぜ！」
「それならなんでいつも、ちょうど乳首が見えるサイズのタンクトップを着てくるんですか」
「見られてなんぼだぜ！」
「つねりあげますよ。それで、黒い以外に特に異常はありませんが」
「今日はなぜか右の方が感じやすいぜ！」
「知るか！不機嫌の理由はまさかそれなんですか？」
「バランスが悪いと気持ちが悪いんだぜ！」
「それを聞かされた私の気分が悪くなりました」
「大丈夫、大胸筋触る？」
「はい、それではまた次回がありましたらお会いしましょう！」