みそ(鳩胸)の日記

2017年10月14日 10時42分

誰が求めた発酵書評 その8

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今日ご紹介させていただくのは、こちら。
夜は短し歩けよ乙女、四畳半神話体系、などユーモア溢れる著書で有名な森見登美彦氏の夜行です。

学生時代に通っていた英会話スクールのメンバーが京都に集まり、とある宿で一泊することになります。そこで語られるのは、英会話スクールに通っていた行方不明になった彼女と、夜行という連作絵画についてでした。
英会話スクールのメンバーがそれぞれの旅先で出会った夜行という連作絵画。そこに描かれていた行方不明になった彼女の姿。

少し不気味でどきどきしますが、先が気になりついつい読み進めたくなります。妖しげなものの正体を知りたくなり、追いかけてしまうような魅力が詰まった本です。
森見登美彦氏の著書はどれも非常におすすめです。