一汁一菜子の日記

2017年10月07日 18時42分

連休中にお勧めしたい映画3本 ①

タグ: 映画

連休中にお勧めしたい映画3本

ラブロマンス部門
chocolat/Lasse Hallstrom
主人公のヴィアンヌはチョコレートの効能を広める為に1人娘のアヌークを連れ世界中を旅している。辿り着いたのは宗教、そして古い慣習、思考が息づくフランスのとある村。
ヴィアンヌはそこでチョコレートショップを開き、一人ひとりが望むチョコレートを差し出し様々な問題を抱える村人と交流を深めていく。そんなある日、村に流れ着いたジプシーの青年に出会う。
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石を積み上げた古い建造物と、木枯らしの音がとても印象的で秋になると見返したくなる作品。
ヴィアンヌ演じるジュリエット・ビノシュがとても美しく、彼女の人を見る視線は演技でないような、とても目をみはるものがある。
ラブロマンス映画だが、様々な問題を抱える村の人々が立ち直る姿は何度見ても感動し、活力を与えてくれる。


コメディ部門
Don Jon/Joseph Gordon-Levitt
家族、信仰、筋トレをこよなく愛し、週末にはクラブで女性とワンナイト。そんな主人公ジョンは友人からドン・ジョンと呼ばれていた。女性にも困らない甘いルックスの彼は性的な理想を追い求め日夜ポルノ鑑賞に夢中。
そんなある日、2人の女性と出会う。
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セックスを面白おかしく、重く、対照的な2つの視点から描くのはこのDon Jonだけだと思う。コメディ(だと思っている)だが、ストーリー後半はセックスに対する意識、偏った概念などセックス中毒という重いテーマ。
それにしてもスカーレット・ヨハンソンがお色気むんむんで堪りません。


ファンタジー部門
Pan's Labyrinth/Guillermo del Toro
主人公のオフェリアは父を亡くし、身篭った母と共に再婚相手のヴィタルに引き取られる。
ヴィタルは独裁政権軍大尉で冷淡かつ冷酷。オフェリアは冷遇され、彼女は次第に心を閉ざしていくがそんなある日、オフェリアを”王国の姫君”と呼ぶ妖精に出会う。妖精はオフェリアが真の姫君であるか確かめる為に彼女に3つの試練を与える。
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ダークファンタジーの巨匠、デル・トロ監督が描く。
映画の序盤からこの映画には救いがないと、そう思わざるえないファンタジー映画も少ないと思う。ポスターのキャッチコピーは『だから少女は幻想の国で永遠の幸せを探した』洋画の邦題やキャッチコピーは酷い出来が多いが、このキャッチコピーはとても秀逸で、誰もがこの映画を観終えた後、この映画で描かれる永遠の幸せについて考えさせられるであろう。

一汁一菜子

セックス言い過ぎた。

2017年10月07日 18時46分

みそ(鳩胸)

とても興味をそそられました。紹介上手ですね。
Pan's Labyrinthを観たくなりました。

2017年10月07日 20時15分

一汁一菜子

みそさん
ありがとうございます◎
パンズラビリンスは救いようのない話ではありますが、奇妙さと美しさが混在していて目が離せないと言いますか、兎に角不思議な映画で何となくたまに見返したくなる作品です。もしお暇がありましたら見てください。

2017年10月07日 20時32分

一汁一菜子

たかた
まじでDon Jonはひもぷら紳士に見て欲しい作品なのですよ。

2017年10月07日 21時25分