2017年09月15日 23時52分
発酵友人 その8 豆板醤くん
タグ: 豆板醤
なんだかこれを書くのはけっこう久しぶりな気がします。大豆から出来ているからといって、マメなわけではないようですね。…ごめんなさい、秋の虫の声に誘われてつい。
さて、今日皆さんにご紹介するのは豆板醤くんです。中国出身の発酵調味料である彼は、やはり中華料理でよく活躍しています。私たち味噌とは違い空豆と唐辛子を主な原料としています。
豆を原料にしていたり、発酵したりしているあたり思わず親近感を抱いてしまいますね。豆板醤くんは中国版の味噌と言っても過言ではないでしょう。…ごめんなさい、適当なこと言いました。秋の夜長のせいですね。
彼はピリリとした辛味で、味を引き締めてくれます。炒め物に使うときは先にサラダ油で少し熱すると、空豆独特の臭みがとれてより風味が引き立ちます。これぞ豆知識ですね。…申し訳ない、秋の月があまりにも綺麗なものですから。
彼がいる家庭は少ないかと思いますが、いつも作っている野菜炒めとかに入れるだけでもけっこう違った印象になっていいですよ。胡麻油などとあわせてキュウリのピリ辛を作ってももちろん美味しいです。夏が終わる前に是非作って欲しい一品です。
ピリリと辛い彼ですが雨に濡れる捨て犬を放っておけなかったり、おばあちゃんに座席を譲ったりと優しい一面も持ち合わせています。これぞギャップですね。
私にもそういった意外性が欲しいものです。いや、正統派ゆえの需要もあるいは…難しいところです。
みそ(鳩胸)
納豆くんは前に語ったので、もう語ることはないかもしれません。
2017年09月16日 00時05分