2017年09月09日 09時56分
誰が求めた発酵書評 その4
タグ: 本紹介
映画化もされるみたいですね。楽しみです。
新潟と東京を行き来する夜行バスの運転手、利一。子どもが独立し、東京にいる恋人との将来を考え始めた矢先に様々なことがおこります。
東京で働いていたはずの息子が突然の帰宅。仕事と結婚に悩む娘。そして、離婚した元妻との再開。
雪の下に埋もれていたものが溶けて見てくるように、これまで見えていなかった家族の想いと利一は向き合うことになります。
誰もがもがき苦しみながらも、必死に何かを求めている。読んでいてそんなことを思いました。
ほろ苦く優しい家族の物語です。どんよりと暗い話ではなく、爽やかな暗さ、みたいな感じなのでどんどん読めます。
この人の本はどれもオススメです。
黒豆
面白そう!
今度探してみますね
2017年09月09日 09時58分
みそ(鳩胸)
黒豆さん
自信をもってオススメできる一冊です!
この人のは外れがないです
2017年09月09日 10時03分