2016年11月30日 22時31分
【"kalafina with Strings" Christmas Premium LIVE TOUR 2016 和光市民文化センター】感想
X'masのStrings(伴奏が弦楽器(ヴァイオリオンとか)+ピアノのみ)のコンサートは
もう4年ぐらい前からやってるかと思うんですが、
ここ2年ぐらい、確かツアーになったんですよね。
で、今年も東京、大阪、その他で6、7拠点回るんじゃなかったかな。
で、Kalafinaのコンサート、かつホール規模の小さいものは
ファンクラブ会員でもハズレる可能性があるので、
とりあえず東京近郊はあらかた応募したんですよ。
※ ファンクラブ番号、自分が入った頃は4桁だったのが、
最近は左に0がついて5桁になったんで
多分1万人超えたんでしょうね。
かつ、和光市はうちから近所なので
「地元でとうとうKalafina!」って事で狙ってたんですが・・・
よくよく考えると平日18:30に和光市の市民文化センターにたどり着くには
仕事16:00ちょいで切り上げないといけなかったんですね・・・
チケット応募時には全く考えてませんでした( ´ー`)
地元に近い=仕事場から遠い、という公式が・・・
※ KEIKOが「今日、有給取った人!」って聞いたら、
1/3ぐらいはいましたよ、みんなKalafinaに賭けてるなあ。
※ かつ、結局チケットも和光市と新宿オペラシティ、
そしていつもの渋谷Bunkamuraオーチャードホール、と
3箇所も取れちゃいました。
本当は同じイベントに複数参加するのはあまり好きじゃないんですが・・・
で、本日、和光市民文化センター サンアゼリア 大ホールの場所を知らないので、
早めに出ようと15:30に仕事上がって行ったんですけどね。
和光市駅から徒歩15分で迷う事もなかったので
現地の寒いお外(もう今の季節17:00には日が沈んでるんですね)で
18:00の開場時間まで待ってました。
※ 本当は物販で色々買いたかったんですが、
金欠とカード使うのなんだか怖かったので
今回も何も買わず・・・
ああ、物販協力したいなあ、
演劇通ってた頃は毎回物販で5,000円~10,000円コースだったんですけどね。
みんな貧乏が悪いんや( ´ー`)
ケーキとか買いたかったなあ・・・
で、サンアゼリア 大ホールに入ったんですが、
ライブハウスやコンサート専用ホールと違ってサイドにハケられる(出られる)
入り口が本当にドアぐらいしかない、
という所を除けば、まあ埼玉のいち市でしかない和光市にしては
良いホールだと見えました。
2階席合わせて2000人規模ぐらいしかないのかな?
あとの感想は箇条書きで
【感想】
・ コンサート始まってすぐ、目をつぶっていつもの「聴きモード」で
歌と演奏を聴いてましたが、
序盤音が小さい(特にHIKARUの声が)と感じ、
「ホールの音響のせいなのか、
最近気になる&噂になってる
『Kalafinaの声の出が落ちてる』という話の通りなのか?」と
ちょっと不安になったんですけどね。
だんだんとテンションの高い曲になるに従って声も大きく、
演奏自体も迫力が出てきて良かった良かった。
=ホールもいいホールでした。
中盤辺りからはホール中に声が響き渡ってました。
・ 【HIKARUとHIKARU’(ダッシュ)がいる説】
(帰りにウォークマンで曲聴き直して思いましたが、
CDだとHIKARUの声はいの一番に綺麗な声に補正されちゃうんで
ライブに行った人じゃないと気づかないんですね…)
HIKARUってライブだと
・ 綺麗な笛の音のような声(光の旋律など)
「笛の音」HIKARU
・ 地声かつビブラート(声のゆれ)を効かせた
ブルースやロックでも歌うかのような叫び系の声
(「音楽」など、ただし最近の楽曲は昔「笛の音」だったものもこの歌い方が多い)
「ロッキー(ロック調)」HIKARU’(ダッシュ)
の2種類の音になってて、
かつ最近ライブだとすぐにマイクがハウリング起こしたような
声の割れ方しちゃう「ロッキー」に入っちゃうので、
「ギターやドラムの音の高さとライブハウスやコンサートホールの
天上知らずに声が上がる環境だと、
張り上げないと声が出しきれず(自分自身の限界が見えない)に
地声で叫んで音割れさせちゃうのかな?」
って思ってたんです。
自分は、もう9年前ですか、
アニメ「空の境界」でKalafina(当時は4人いたんだっけ?)が
デビューした時、3人のそれぞれが「美声」と言ってよいコーラスワーク、
その三声(さんせい、みっつの声)の組み合わせの美しさに一発で惹かれたんですよ。
それが最近のライブでは特にHIKARUがすぐに「ロッキー」な
「叫ぶ」モードに入っちゃうので、
「俺の求めてるKalafinaの三声じゃないよ・・・」とがっかりさせられる事が
多々あったんですね。
そういう意味でも今のKalafinのキーマンはHIKARUだと思ってたんです。
※ 歌のベースはWAKANAが作る事が多いんですが。
しかし、今日Stringsコンサートで、いつもならハイペースかつ
テンション上げ目で歌う曲をStrings向けに歌う場合には、
というお話が出た時に
HIKARU「自分はとりあえずまず曲を朗読してみるんです。
で、その物語に浸った上で、
いつものバンド編成版ならこのテンポ、発声、
声の長さで歌う、というのを決めてるんです。
で、Strings編成だと、いつもより伸ばす感じなんですよね。」
などというお話を聴いて、初めて、
・ 「笛の音」HIKARU
・ 「ロッキー」HIKARU’(ダッシュ)
それぞれ、曲に合わせて狙って声を切り替えてたんだなあ、と。
(あとは自分自身、「こちらの方が良い」と考えて「ロッキー」にしていたかと。)
つまり、Kalafina黎明期からのHIKARUなりの進化の証なんだなあ、
と思いました。
三声としての美しさはもちろん「笛の音」モードあってこそなんですが、
HIKARUなりに曲を解釈して、この歌にはこの声で行こう、
と決めてるんであれば、もうそこを否定する事もないのかな、
ロックベースのHIKARU’(ダッシュ)も
HIKARUの歌い手としての幅が広がった、
という意味で喜ぶべきなのかな、と。
※ 今日も「笛の音」「ロッキー」両方で歌ってましたから、
使い分けは出来ているようです。
・ X'masソングが計6曲。
まあ、24日もKalafinaな僕はそこでもう1回聴いて
今度こそケーキ食べたいかな、と( ´ー`)
・ 曲紹介とかも結構してたんで、曲名を覚えないで聴いてる僕でも
セットリスト(曲一覧)結構分かったんですが、
その辺は置いておきます。
まあ、埼玉の市民ホールにしては、
かなり良い出来だったんじゃないでしょうか。
ただ、HIKARUの「笛の音」「ロッキー」モードについては、
・ いつものバンド編成
・ String編成
以上に、どちらが聴きたいか、というのをファンに問いたい所でもありますね。
※ Twitterに投稿したら、結構いいねとリツイートされたので、
同じ想いの人も多いようですし。