itomasa7の日記

2016年09月19日 17時50分

【映画 2D字幕 BFG ビッグ・フレンドリー・ジャイアント】感想※ネタバレ

深夜26時からの上映、もう脳はクタクタでしたし、
本映画は元々「深夜の時間がかなり空くから何か適当に映画入れよう」と
選んだ作品であり、そこまでの期待はしていませんでした。

まあ、他映画中のPVでは、
「優しい巨人と人間の少女の心温まるストーリー、面白そうかな」
ぐらいには思ってましたが・・・

※ 当初、完全CG作品(ミニオンズとかああいう作品)かと思ってましたが、
  実写+CGというちょっと中途半端(?)な形だったんですね。

  観始めて「アレッ?これ実写じゃん」と思ってしまいました。


ディズニーその他が制作陣でしたが、
はっきりいって「クソ作品」、
「観るの自体が辛いぐらいにつまらない」、でした・・・

※ 元々6、7人のナイトショーでしたが
  途中で席を立って帰っちゃった人もいます。


最初、巨人の世界に少女が立った時、
少女の視点で巨人の巨大な部屋の中を見回す(画面があちこち動き回る)さまに

※ 巨人が作った船の模型(人間には本物の船サイズ)などがあり、
  部屋の中は結構面白そう。

「VR(バーチャルリアリティ)ゲームをやっているようだ」と
ゲーム感覚のような面白さを感じましたが、

それも十数分で慣れてしまい

※ あと映像的にもそういう映し方をすぐにやめて、
  巨人の方を人間サイズぐらいの「絵」として
  映すようになっていった?


それでいて物語の方は、

・ 同じような展開の繰り返し

・ きっとこれはこう笑わせようとするんだろうな、
  と分かるネタの数々

など、まったく観客の心もつかめてないし、

「作者は観客に何を観せてどう感じさせたいんだろう?」

という疑問が止まりませんでした。


※ 完全にゴミ作品レベルだと思ってる事もあり、簡単にあらすじ書きます。

【あらすじ】

・ 養護院で育てられている少女ソフィ、
  彼女は不眠症で夜ベッドの中で本を読んでいました。
  
・ ソフィ「院長は12時に魔女がやってくると言い、
    他の子供は2時に、と。
    でも私は3時だと思うの」
  
  と、夜3時に猫がベランダに出るのを見て、
  カーテンを開けて夜の街を見下ろします。

・ すると真っ黒で巨大な影が。
  巨人でした。

  巨人の方もソフィに気付き、
  慌ててベッドの中に潜り込むソフィを窓から手をつっこみ布団ごと掴んで
  夜の街の中、どこかへ連れ去ってしまいます。

・ 街を出て、海を走り、崖を飛び越えて雲の向こうの巨人の国へ。

・ 巨人の家である洞窟で解放されたソフィ、
  巨人に何故自分をさらったのか聞くと、
  
  巨人「人間に見られてしまった、人間は巨人の事を言いふらす、
    そして巨人捕獲作戦が行われてしまう!
    だからお前は一生ここでワシと一緒に暮らすんだ」と。

  ※ この巨人の言葉は、ちょっと言い間違いその他入っていて変です。

・ そして巨人は不思議な光の入った瓶を見せます。
  その中に入っているのは「夢」だと。

・ 巨人の名前は「ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」と呼ばれていた(誰に?)、
  と言います。
  
  少女は、「長いからBFGでいいでしょ?」と。

  ※ 名前が判明するのはずっと後だったかも知れません。
  
・ BFGはソフィにこの洞窟から1人で出てはいけない、と言いいます。

  BFGは巨人の国で唯一採れるまずいおばけきゅうりを食べていますが、
  他の巨人は人間の事を”マメ”と言い、人間を狩ってきて食べるのだとか。

・ そして少女が寝たのを見計らって巨人は
  洞窟奥の自分だけの研究室へ入っていきます。

  夢の光の入った沢山の瓶がある部屋へ。。。

・ 目を覚ましたソフィはそっと洞窟の外に出て、
  地面(芝生)自体を毛布に寝ていた巨人にみつかり
  丸呑みにされてしまいます。
  
・ そして目を覚まし、今の出来事が夢である事を知ります。

  BFGは「巨人に食べられてしまう怖い夢」を調合して
  ソフィに見せたのでした。

・ 巨人達の中ではBFGは小柄で「チビ」と呼ばれバカにされ、
  こづかれたりとひどい目にあっています。

・ おばけきゅうりはまずいけど、
  それを元に作った「プップクプー」という飲み物だけは美味しいんだ、
  とBFGは言います。
  
  緑のシャンパンのような液体で、炭酸が上から下に落ちていく、
  という不思議なものです。
  
  ソフィ「炭酸が下に落ちるって事はゲップが上から出ないじゃない!それに・・・」
  
  BFGはプップクプーを飲むと、大きなおなら(大爆発)をして
  大いに喜ぶのでした。
  
  ※ くだらない伏線。

・ ソフィと喋っているBFGの所にいきなり巨人が現れます。
  
  「お前、誰かと喋っていただろ、うるさくて眠れない!」
  「指を怪我した、治療しろ!」
  と。
  
  そして「マメ(人間)の臭いがするぞ!?」と部屋の中を
  虱潰し(しらみつぶし)に探して帰っていきます。
  
・ おばけきゅうりの中に隠れていたソフィの身体は
  ビチョビチョのドロドロでした。
  
  BFGはソフィに水を浴びさせ、どこからか取り出した小箱(人間サイズの箱)から
  服を出し、好きなのに着替えて、と。
  
・ ソフィはちょっとかっこいいコート(?)服を選んで着ます。
  それを見たBFGは、「それはどこにあった!?」と驚いてしまいます。
  
  ※ 簡単すぎる伏線の張り方。

・ で、「外の巨人(9人)とBFGは何をやって暮らしているの?」
  とソフィは聞きます。
  
  ・ 外の巨人は適当に毎日を遊んで、そしてマメ(人間)を狩りに出て・・・
  
  ・ BFGは彼らとは違い、夢を集めて、それを人間に与えているんだ、と。
  
  ※ この辺りからBFGをいい人っぽく表現したり色々しようとするのですが、
    話に脈絡がなさすぎて全然共感出来ません。

・ そして、BFG「これから仕事に行くからソフィはここで待っていろ」と言いますが、
  ソフィは「絶対に着いていく!」と一歩も譲らず、
  結局ソフィを大事そうに肩の上に載せてBFGは外へ出ます。
  
・ すぐに外で寝ていた巨人達を起こしてしまい、
  BFGは弄ばれてしまいます(人間の車の上にBFGを載せて車同士の体当たりゲームをさせようとしたり)。
  
  ソフィの機転でなんとかそれをくぐり抜け、谷の上へ向かいます。
  
  ※ この時、ソフィは羽織っていた布団を落としてしまいます。
    伏線。
  
・ 谷の上は夜の世界、
  BFG「ここは夢の世界なんだ」と言います。
  
  大木の周りをふわふわと色々な光(夢)が浮いていて、
  それを捕まえるのだとか。
  
  そして、
  BFG「夢の世界では色々な事が聴こえる、
    巨人は耳がいいので、草木の語らいから、アリのおしゃべりまで
    なんでも聴こえるんだ」と。
    
  ※ これも簡単な伏線。

・ で、いくつか夢を集めたBFGはその中に
  ソフィそっくりな女の子の夢を見つけ、
  「ソフィの夢」と書いて瓶に詰めます。
  
  ※ これも伏線。
    伏線が突拍子もないし、説明もあまりないので
    「なんで、ソフィ(らしき)人の夢が出てくるの?」など
    観客を置いてけぼりで物語は進みます。

・ 今度は人間の世界へ行って、
  寝ている家の窓から子供やその親に
  「ラッパ」を使って「夢」を送り込みいい夢を見せてやるBFG。

・ そしてソフィがさっき落とした布団に気づきます。

  BFG「布団を、、、落とした・・・」
  
  巨人達にソフィの存在がバレるのを恐れたBFGは
  ソフィを養護院前に置いていきます(ソフィは寝ている)。

・ 目を覚まし、BFGにおいて行かれた事に気づいたソフィですが、
  BFGともっと色々な世界が観たいソフィは、

  ※ ちなみに養護院の事は大嫌いだそうです。
    こういう映画だとたいていそうですよね。
    
  ソフィ「BFG、いるんでしょ!分かるの!聴こえるんでしょ!
    私も連れて行って!」
  と、ベランダから飛び降り(家の3階ぐらいの高さ?)、
  下に隠れていたBFGが慌ててキャッチします。
  
・ そして巨人の世界へ戻った2人。

・ (この辺りでかな?)
  BFGはかつてソフィ同様子供に見つかり、その子供を連れ帰りました。
  
  ※ 人間の言葉はその少年に教わりました。

  人間の国へ戻そうとしましたが、その前に他の巨人に存在がバレてしまい
  食べられてしまったのだとか。
  
  ソフィが着ていたのはその子供の服でした。

  ※ 話が嫌な方向に。。。子供見捨ててんじゃん、この根性なしBFG。

・ はたして、落ちていた布団から巨人達にソフィの存在(マメ(人間)がいる事)が
  バレてしまいます。

  BFGの研究室中の夢の瓶を叩き壊し、
  9人の巨人はBFGの事などおかいまいなしにソフィを探します。
  
  見つからないように逃げている間にソフィは、
  かつてBFGと暮らしていた子供の部屋を見つけ、
  
  ・ 子供とBFGとの暮らしが楽しかった事を子供が書いていた絵や日記から知る。
    ※ もしかしたらですが、ここで初めて「ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」という
      名前に気づいたのかも・・・どうだったかな
  
  ・ そして、壁にかけられていたイギリス女王陛下の絵を見て思いつきます。
    
    ※ ここがイギリスだったとか、
      この絵がイギリス女王陛下だったとか、
      まったく分かりませんわ。

・ とうとう怒ったBFGは、溶鉱炉の火かき棒を取り出し、
  巨人達にたたきつけてみんなを追い出します。

・ その後、ソフィは「こんな状況はまずい!」とBFGに作戦を提示します。

  ・ イギリス女王陛下に巨人9人達が子供をさらって食べるという怖い夢を見せる
  
  ・ その後で、それが嘘でない事を証明する為に、自分とBFGが姿を現す
    
  ・ そして軍隊の力を借りて、9人の巨人をどうにかする
  
  でした。
  
  「イギリス女王陛下に会うだなんてとんでもない!」としぶるBFGでしたが、
  「このままいじめられていていいの!?そして人間を食べるなんてさせていいの!」と
  ソフィに言いくるめられ、作戦は実行されました。

・ BFGが調合した恐ろしい夢を、
  イギリス女王の宮殿へ行って、寝ている女王に見せます。
  
  驚いて目を覚ました女王、そしてその叫び声に現れる娘や侍従。
  
  女王が「巨人が、子供たちをさらって、食べて、ああ恐ろしい!」と言うのを、
  娘「夢ですよ、女王様」と言いながらも、
  
  女王に届けられた新聞の朝刊に「子供たちが失踪!?」などの
  記事があるのに驚き、女王に見せます。
  
  ※ 安易すぎますよね、物語の流し方が。。。
  
・ そしてソフィが窓に現れます。
  
  女王「あなたは夢で見た娘!」
  
  そして更にソフィに呼ばれ、BFGが窓の外に現れます。
  
  女王「じゃあ、あれは夢じゃないのね!」
  
・ そして何故か晩餐会(昼だから昼食会かな?)

  BFGとソフィを宮殿内の大広間に案内してのお食事会です。
  
  BFGには、人間何十人分という量の料理が振る舞われました。
  
  そこへ女王に呼ばれて現れた軍人将校達。
  
  それに対してBFGは、
  「とても素晴らしい飲み物があるんです」と
  プップクプーを薦めます。
  
  ※ この時点でどうなるかオチは見えてるだろ・・・
  
  女王「泡が逆さに出るなんてすばらしい」
  
  それを一堂全員が飲み干し、
  おならがブー(大爆発の連続)。
  
  そしてその事を気にする事もなく、
  
  女王「巨人討伐作戦開始よ!」と。
  
・ BFGが戦闘ヘリを案内して巨人の国へ戻り、

  ・ 寝ている巨人達に人間達に捕まる

  ・ 今まで食べた人間達に対して悪い事をしたと思う

  という夢を巨人に観せて、
  その上でヘリで巨人を捕獲してどこか遠くの島へ連れて行ってしまおう、
  という作戦でした。
  
・ しかし、女王の宮殿にラッパを忘れてきてしまったBFG。
  
  BFG「あれがないと夢を見せられない。

  ※ 夢はラッパで吹いて口から入れて見せます。
  
  それに気づいたソフィが夢の瓶を持って寝ている各巨人の口元を周り、
  それぞれに怖い夢を観せて行きます。
  
・ しかし、ボスの巨人はソフィに気づき目を覚ましてしまいます。
  
  そこでヘリからのネット掃射。
  
・ 巨人9人はヘリに捕まり、
  どこか知らない島へ落とされます。
  
  そして、「おばけきゅうり」とその種を一緒に落とされます。
  
  「これからは人間じゃなくてこれを食え」と。

※ 忘れてましたが、ソフィの夢の事をBFGが話します。
  「こういう幸せな夢を想っているんだろう?」と。
  
  ただそれだけ。
  
・ でなぜか、ソフィはイギリス女王の宮殿で暮らす事になり、
  BFGは巨人の国に1人、
  人間達からもらった様々な美味しい食べ物の種その他を
  栽培して暮らします。
  
・ そして、ソフィはたまに
  「ねえ、BFG。元気でやってる?聴こえてるんでしょ?」とつぶやきます。
  
  ※ 巨人には聴こえるので。

で終わり。

はっきり言って感動も何もまったくない、
話の脈絡もなければ、映像的な驚きも少ない、
駄作も駄作でしたわ。

これで一気にメンタル的にダメージを受けて、
早朝の「君の名は」楽しめるか心配になってしまいました・・・

みどり⭐

参考になりました!うっかり見に行くとこでした笑。ありがとうございました‼

2016年09月19日 18時12分

itomasa7

某掲示板の人もBFG観る予定って言ってました。
人によって全然受ける印象は違うので、見てみたらもしかしたら「自分には面白かったよ?」となるかも知れません・・・

2016年09月20日 04時13分