2016年05月03日 13時59分
【機動戦士ガンダム サンダーボルト 4】感想※ネタバレ
確か4作で完結だったと思うので4が最終作、
30分って表記でしたが多分23分ぐらいしかなかったですかね。
【あらすじ】
サイド4のあった場所(全てのコロニーはジオン軍に破壊しつくされた)、
サンダーボルト宙域にて続けられる地球連邦軍とジオン軍の攻防戦。
※ 多分、機動戦士ガンダムで言えばアバオアクー攻防戦の頃。
連邦軍のフルアーマーガンダムに圧倒されたジオン軍、
戦争の中で片手片足を失った傷痍兵ダリルは
恋人であったカーラ博士の発案した
「サイコ・リユース・デバイス」計画の最終兵器である
「サイコザク」に搭乗しフルアーマーガンダムを倒す為に、
残った手足を切断され、
四肢をモビルスーツと連携させる事で
NT(ニュータイプ)に匹敵する存在となる。
そして、地球連邦軍イオ・フレミングの駆る
フルアーマーガンダムを圧倒していく。
一方、連邦軍はサイコザクの攻撃で連邦軍艦艇を失い、
脱出はしたものの救命艇に空気が残り少ない為、
連邦軍兵士達は先にフルアーマーガンダムが破壊した
ジオン軍艦艇を白兵戦にて制圧する事を考える。
「連邦軍に投降するぐらいなら・・・」と
カーラ博士の協力によりジオン艦艇は
主動力部の爆破を決行しようとするが、
連邦兵士(イオの親友)の
「もう殺し合いはやめよう!お互い死にすぎた!」という
言葉にそれぞれが気を取られる中で、
ジオン艦艇外部からのジムのビームサーベルによる一突きにより、
カーラ以外の将兵達は焼き殺され、
それを目撃しつつ吹き飛ばされていくカーラ、
極限状態の中で彼女は正気を失ってしまう。
そして、ジオン艦艇内は地球連邦軍とジオン軍兵士の白兵戦による
殺し合いの中、ジオン兵の自爆により艦艇ごと爆破される。
サイコザクに圧倒され続け、
フルアーマーガンダムの主兵装を失い焦るイオ。
お互いの攻撃によりサイコザクがコロニー廃墟に吹き飛ばされ、
ダリルが意識を失っている間に
ビームサーベルの一突きで勝負をつけようとするが、
そこにサンダーボルト宙域の名の由来となる、
宇宙雷(かみなり)の一撃が。
目を覚ましたダリルの咄嗟の操作により、
イオのフルアーマーガンダムは行動不能となり、
ダリルのサイコザクもまた同様に。
動かないフルアーマーガンダムを脱出するイオは、
同じくサイコザクを脱出したダリルの、
その四肢を失った姿を見て、
「どうしてそんな身体の奴に俺は勝てないんだ!」と。
ジオンの援軍が到着し、
本宙域はジオン軍に制圧され先の連邦軍全兵士(イオ含む)は
ジオン軍に投降する事になる。
※ イオのかつての恋人であり、艦長であったクローディアは行方不明。
きっと艦艇と命を共にしたのだろう、と。
意識を失ったまま救命カプセルに入れられたカーラとそれを眺めるダリル。
戦友がダリルに「カーラ博士が目を覚ませば、サイコリユースデバイス計画により
サイコザクが量産化される。
そしてお前のような傷痍兵が無敵に軍人になっていく・・・」
ダリル「ああ、ただ両手足を切断すれば、ね」
独房の中でリンチを受けるイオの元にダリルが訪れる。
ダリルの「お前を、ガンダムを倒せば、戦争は終わる、そう思っていた」
の言葉に、
イオ「俺もお前も戦争の虜だった。まだ戦争は終わらないぜ!」の一言。
~ End ~
原作が4完結時点からそれほど先に進んでないので、
まあOVA化するには1番いいタイミングだったんでしょうね。
この先、地球連邦軍とジオン軍の講和(でしたっけ?)がなり、
解放されたイオ達は別の艦にて、
カーラ博士と共に失われた(どういう展開だったか忘れましたが)
「サイコリユースデバイス」計画を復活させようと
目論む連中を追う事になるんだったかと。
そこで行方不明だったクローディアがある宗教団体と共に
敵としてイオ達の前に現れる、という展開が続きます。
※ ガンダム漫画シリーズ(オリジナル作品)は、
必ず「何かのすごい兵器/技術」を追って
別のガンダム達がそれを求めて戦っていく展開になるんですよね。
本作「機動戦士ガンダムサンダーボルト」しかり
「ジョニーライデンの帰還」しかり
「ガンダムUC」しかり、と。
よくもまあ、原作世界を壊さない形で
こういう作品どんどん思いつくなあ( ´ー`)
アムロが単なるガンダムでダリルと戦ってたら
どっちが勝ってたんだろうなあ?
とか気になりますね。