2016年05月02日 18時37分
【機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅱ 哀しみのアルテイシア】感想※ネタバレ
GWに積んでるDVDやBru-rey、観てないOVAなんかを消化しちゃおうと思って、
昨夜、機動戦士ガンダムサンダーボルト4と
機動戦士ガンダムジオリジンⅡ哀しみのアルテイシアを
PS3で購入/ダウンロードしたんです。
※ 一緒に買ったゲーム「LIFE IS STRANGE」があまりに大容量だったせいで
ダウンロードが朝までかかっちゃいましたけど。
まずは機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅱ 哀しみのアルテイシアを簡単に。
※ 50分もののわりにあまり物語が動かなかったので、
ほんとに簡単に書けそうだな( ´ー`)
【あらすじ】
宇宙全てのスペースコロニーが地球連邦軍に支配/管理されている時代、
サイド3にて「ニュータイプ思想」「スペースノイドの自治・独立」を唱えた
ジオンズム・ダイクンがザビ家に暗殺された後、
ダイクン一家(キャスバル、アルテイシア、アストライア(母親))を
ジンバ・ラルが保護しましたが、ジンバ・ラルもまた政争に敗れてしまい、
結局ザビ家の監視下にあるアストライアを残したまま、
キャスバル、アルテイシア、そしてジンバ・ラルの3人は
サイド3を脱出し地球(インド圏?)へ降り立ちました(THE ORIGIN Ⅰはここまで)。
そこでジンバ・ラルのつてであったマス家の養子となり名前を変えた
キャスバル ⇒ エドワウ・マス
アルテイシア ⇒ セイラ・マス
は静かに暮らしていました。
しかし、ジンバ・ラルがアナハイムと組んでサイド3の奪還を画策した為、
お屋敷はキシリア・ザビ配下の軍隊に襲撃され、
ジンバ・ラルは死亡、養父マスはケガを負います。
そこへヤシマ家(ミライ・ヤシマのお家)が手を差し伸べ、
サイド3のテキサスコロニーを買い取ったので
そこで暮らして「ザビ家への恭順」を示すべきだと3人に提案します。
※ ミライ・ヤシマ幼少時代も着いてきてます。
争いを恐れる養父マスに連れられて、
サイド3のテキサスコロニーを目指す3人。
※ ミライさんが出てきたまでは、まあ大金持ちの家系であった
ヤシマ家が出るのは物語として繋がるかな、とも思いましたが、
更には宇宙船発着場で地球に降り立ったばかりの
幼少のアムロ+テム・レイにも出会います。
ちょっとご都合主義的にサービスしすぎかな、と・・・
その頃サイド3では、政争に敗れて「ラル家」を失った
ランバ・ラルがハモンさんの飲み屋でやさぐれています。
そこへ現れたドズル・ザビ。
※ ドズルだけはデギン、ギレン、キシリアと違い、
ダイクン家の皆を心配もしていました。
そしてドズルにジオンの実験場へ連れられたランバ・ラルは、
ジオンが開発中の「モビルワーカー(モビルスーツの前身)」に
後の黒い三連星(ガイア、マッシュ、オルテガ)が乗り込み、
地球連邦軍の主力兵器であるガンダンクを倒す所を目撃します。
モビルワーカーの圧倒的な強さに惹かれたランバ・ラルもまた
実験兵に志願します。
そして、その見返りとしてハモンが(かつて同じ店で働いていた)
アストライア(母親)との面会を許されます。
※ アストライアは元々ハモンの飲み屋のママ的立ち位置で、
サイド3にて神格化され崇められていく
ジオン・ズム・ダイクンが唯一心を許せる相手でした。
そして、愛人としてキャスバル、アルテイシア、という子をなします。
かつてアストライア(母親)を苦しめたジオン・ズム・ダイクンの正妻が
既に亡くなっていた事も知らされず、
体調を崩したアストライアは今も幽閉され続けていました。
その表情には死相すら浮かび、ただただもう1度子供に会う事だけを願っていました。
テキサスコロニーに到着したキャスバル(エドワウ)、アルテイシア(セイラ)は、
キャスバルと全く同じ顔をした少年、「シャア・アズナブル」に出会います。
※ アズナブル家はテキサスコロニーにてマス一家に
便宜を図ってくれている人たちでした。
※ CMで知ってましたが、シャア・アズナブルって単なる偽名じゃなくて
実際存在するキャラとして描かれてるんですね。
キャスバルと目の色が青、茶色と違う以外、
全く姿形が同じです。
ただし、少し脳天気気味。
すぐに打ち解けた3人でしたが、
キャスバル、アルテイシアの元に悲報が。
アストライア(母親)が亡くなった、というハモンからの手紙でした。
それ以降、人が変わったかのように危険な男になっていくキャスバル。
養父マスはキャスバルをテキサスコロニーの学校で過ごさせようとしますが、
学校長に「私は怖い、彼はまるで抜身のナイフのようだ」と
(実際学校の不良どもを叩きのめしたらしいです)
恐れられ、入学を断られてしまいます。
その夜、シャアのジオン士官学校合格のお祝いをする中、
シャアが「今はまだ弱いけど、10年先には地球連邦軍に戦争を仕掛けられるかもしれない!」
と危険な思想をアズナブル(父)に語り、アズナブル(父)は
「そんな事ならお前を学校にはいれられない!」と激怒します。
部屋に戻ったアルテイシアは、
サイド3時代から一緒にいた猫のルシファーが亡くなっている事に気づきます。
そして、(名前すら書く事を許されなかった)母アストライアの墓のそばに
ルシファーの墓を作り弔っていると、
キャスバルが「アズナブル家と話がついた。僕は士官学校へ行く。」と
アルテイシアに別れを告げ去っていきます。
で、~ END ~
てっきり、「シャア(本物)の士官学校行き」を知ったキャスバルが
シャアを殺してすり替わるのかと思ってましたが、
このヒキだと普通に「入れ替わり」を許可してもらったのかな?
シャア自身は怖い人になって来ましたが、なんだか物語としては
それほど動かないなあ、という感じでした。
※ 原作「機動戦士ガンダム」にて、セイラが「兄は鬼子です!」と言ったのが
ここで繋がるのかな?とか思ったんだけど。。。