itomasa7の日記

2016年03月27日 21時49分

【森恵 MY COUNTRY ROAD CONCERT 2016-続いて行く鮮やかな旅路-】感想

森恵さん。

知ってる人は少ないと思うけど、
ストリート発のボーカリスト系(歌声を中心に聴かせる)ミュージックで
Youtube放送やインストアライブなどを精力的にこなしてきて、
一部TV番組でも取り上げられ始めた、というベテラン(31歳)アーティストさん。

※ 一番有名なのはアニメ「七つの大罪」の中の1クールでED曲を担当した事かしら。


もう6年も前に先輩(仕事もそうだけどプライベートその他でもお世話になってる)が
Youtubeで色々音楽聴いてたら
「カバーソングでめちゃめちゃ歌のうまい人がいた!」とハマり、

応援の為に毎回CD10枚とか買ったり、
遠方の各ツアー(遠くは沖縄)に参加したり、
といった結構な所まで入れ込んでるアーティストさん。


自分の誕生日に「itomasa7さんへ」というサイン付きCDを
用意してもらったりして聴き始めたけど、

・ 声はすごくいい
  (自分は元々Kalafina始め「声」を聴かせる系ミュージックが大好きなのもあり、
  ジャンル的には合致してるなあ、と)

・ 曲の系統が幅広く、シック、ジャズ、などの落ち着いて(?)聴かせる系の曲は(歌声が)耳に心地よい、

  ただし、ロック系統はあまりこの人の歌声に合ってないんじゃないだろうか?
  など色々思わせられ(声より曲演奏が上手くない感じ)、
  自分でもCDを(インディーズ時代含め)集め始めました。

※ ちなみに「森恵」さんはエイベックス所属(実際はエイベックスの下に属してる事務所に所属)。


で、色々聴いてみたけどやっぱりライブで「生声(実際はスピーカー音声ですが)」を聴かないと、
(調整されたCD音源だけでは)良いも悪いも判断つかず、
これから追いたいかどうかも分からないので、

「ライブ、自分もチケット1枚お願いします」と頼んでの本日(3/27(日))のライブ。

六本木EX theater(キャパ:スタンディングで1900人、シッティング(座席)で950人)と、
それほど大きくないけど六本木ヒルズ向かいという好立地(実際は場所遠いのでちょっと移動面倒でしたが)
でのライブに参加しました。


先輩いわく「ソールドアウトは少ない」との事でかなり遅めにチケットを取ったらしく、
アリーナ最上段付近(2階席と呼ばれてた)と、
普段ならあまり良くない席なのですが、
EX theaterではその構造の関係もありちょうど段差の切れ目で、
座っていて前の人が立っていても問題なく舞台上が見える(=音もそのまま通る)、
という曲を聴く上では好立地な席でした。


まだ「ファン」というほどにハマってはいないけど、
「こういうのはテンションが大事でしょ」と
先輩に頼んで物販でTシャツを買ってきてもらったりしていざ開演準備。
(実際にはTシャツに着替えたりはしなかったですけどね。)


先輩から「今日はロック中心の編成だよ」と聞かされた時は、
「(えー・・・)そ、そう、ですよね」と自分の中ではちょっとトーンダウンしてたんですが、
いざ開演してみると

1.自分が持ってるCDの楽曲が中心なので「聞き覚え」がある曲が沢山

2.ロック、シック、ジャズ、アコースティック、カバー、
  など多彩な楽曲編成で結構色んな層を盛り上げてくれた

とおおいに満足でした。


ただし、

・ 音響が悪い。
  楽器音(特にドラム、ギター)が響きすぎて、「歌声」を打ち消す場面が多々。
  (特に後半ロック中心パートになってから。)

  後から先輩に聴いた所では、
  「ドラマー」さんが特に「自分のパート」と関係なく
  派手に乗りすぎちゃうタイプとの事。

  あと森恵さん自身ギターを持つ上、更に2人ギターがいるので
  トリプルギターは曲によってはちょっとノイジー過ぎたかと。

  ギターオンリーのアコースティック楽曲などはすごく良かったのですが・・・
  (エヴァンゲリオンの「残酷な天使のテーゼ」をカバーしてました( ´ー`))

  なんか勝手な想像ですが、バンドおよびイベント開催の為のメンバーに恵まれていない模様。


・ 後ろの客(男性)が実際歌い始めちゃって先輩、自分とも気分が削がれた。
  (遠くの森恵さんより、近くの人のハモり(しかも微妙にズレてる)の方が耳に届いてしまうので)

  ※ これについて、歌ってたのがいわゆる「身体障害者」(車いす)の人なんですよね。

    で、これまでにもKalafinaライブなどで「身体障害者」(車いす)が
    「私語をやめない」「変な雄叫びを上げる」などの迷惑行為に及ぶのに
    多々でくわしていた自分は、

    (実際の所、今話題の乙武さんの「五体不満足」を読んでから、
    身体障害者について「単なる特徴を持っただけの人」と考えていた自分からも)

    「この人達って”アピール”しなきゃならない特性
    (車いすなので電車に乗せて下さい、降ろして下さい、など)から来ているのか、
    アピール過剰かつ周りの空気を読まないよね」と前から思ってました。

    障害自体はどうでもいいけど(関係ない)、
    自分が楽曲を楽しむ上では「邪魔な存在」になる事が多いなあ、
    と改めて思いました。
    (周りが無言で静かに聴きいってるのに気づけよ、
    観客はあくまでも「森恵」さんの歌を聴きに来たんであって
    お前らのだみ声なんぞ一言も聴きたくないんだよ、という気分にさせられました。)

    まあ、座席についた時点で車いすスペース側だったので、「そういう出来事」
    あるんじゃないかな、とは思ってましたが。


まあ、色々あったのですが、

「森恵さんの歌声は素晴らしい」
(低音のハスキーの入った囁き声から、高温の”太い”(張りの強さでギター、ドラムに負けない)声まで)

というのは、このライブでも良く分かりました。


まだ、曲自体聴きこんでいないので、「ふとした瞬間にそのリズムに乗る」などまではいきませんが
これからも追っていきたいアーティストさんだな、とは思いました。


ただし、

・ メンバー編成、見直せないかな
  ※ 特に音声調整をするマニピュレーターさんを雇えないかな?

・ 箱をもう少しいい所に変えられないかな?

・ 某掲示板で荒れに荒れてる「森恵スレ」で言われてる、
  昔からの「友達気分ファン」を減らせないかな。

  ※ 今日は特に妙な行動は見られませんでしたが、
    以前はアンコールパートに勝手に客席から舞台まで行って
    同様の仲間たちから集めた金で買った「プレゼント」を直接手渡しした、とか。
    (小劇場演劇などではありうる事なんですが、仮にもホールを押さえて
    ライブを行うアーティストさん、かつプレゼントボックスは事前に
    用意されている、にてファンが勝手にやっていい行為ではありません。)

    いわゆる「自分達が”森恵”を育てた」気分の年寄り連中が多いそうで・・・

とか思ったり。
自分はそういうゴタゴタなく、単に「歌声」を中心とした楽曲に浸りたいだけなので・・・


まあ、満足出来た1日でした( ´ー`)

PS.今最新アルバムをAmazonで買ってて想い出しましたが、
  同事務所のライバルポジションはMay.Jらしいです。
  (May.Jはディズニーの映画曲のカバーで一発当ててしまったので、
  ちょっと遅れをとってますが)