2016年03月06日 01時11分
【FictionJunction CLUB会員限定 「FJC会員が選ぶ”もう一度聴きたいBEST20 Part2”」】感想
コーラスワーク系女性アーティスト集団
Kalafina、FictionJunctionを率いて
更には自らもいろいろなTV番組その他に楽曲提供してる
梶浦由記さんの関連ファンクラブ「FictionJunctionClub」。
今までに梶浦由記さんが作詞作曲など手がけた全楽曲
? ライブで使った事のある楽曲のみだったっけ?
の中から、
「もう1度聴きたい楽曲をファンクラブ会員限定で投票し、
上位20曲をライブで披露する」というこのイベント。
いやー、自分はひさびさ(ここ数年で初めて?)
テンションあがってしまうようなイベントでした。
さらっと感想や流れなど。
●中野サンプラザ
階段、椅子、トイレなど施設としての古さを感じさせつつ、
ホールとしては良好な佇まいを見せていたので(天井が高いなど)
「音響は結構いいのかな?」と思ったんですが、
実際ライブで曲を聴くと(武道館とは比較にならないほどマシですが)
それでもやっぱり結構ひどいかな、というレベルでした。
アーティストさんがクリアな声を、
そしてバンドメンバーがその楽器演奏のボリュームを上げていった時、
音の高さが80%を超えるぐらいになると
音の先端とでも言うべき部分にモヤのような「音がこもる」感覚が。
常設スピーカーのせいなのか、内壁その他施設のせいなのか、
この辺は結構残念でしたね。
特に梶浦由記さんが率いる歌姫全員がそれぞれ声を張り上げた時、
100%の声に布でもかぶせたような音のこもりが入っちゃうのは・・・
(あと一部ハイトーンボイスにはノイズも乗りました(これはスピーカー?)、
残念だなあ(´・ω・`) 武道館思い出すかな)
●そもそも
自分はPC向けエロゲメーカーTYPE-MOONのゲーム
Fate/stay nightから原作者の奈須きのこの小説「空の境界」を知り、
そのアニメ化の際の伴奏曲などからKalafinaを知って、
「いい声してるなあ」ぐらいでメンバーの顔も名前も分からないまま
コンサートに通いだし(当時はコンサート系イベントにハマってました)、
なかなかチケットが取れないので「それならファンクラブ入っちゃおう」、
とそこで梶浦由記さんの存在から
FictionJunctionという梶浦由記率いるバンドの存在を知り、
※ そもそもKEIKO、WAKANAはFictionJunctionメンバーで、
Kalafinaは内部オーディションのようなもので決まったそうです。
? HIKARUだけ外からだっけ?
更には梶浦由記さん自身がはるか昔、
アニメ機動戦士ガンダムSEEDその他で
SeeSaw(シーソウ)というバンドを石川智晶さんとやってたり、
※ 当時ガンダムSEEDとガンダムSEED DISTINYの楽曲アルバム買ってました、
種は成功、種死は爆死、がアニオタ界の通説で、
かつ田中理恵さんのファンだったりしたので。
というのを段々と知っていった流れでした。
で、アニメ自体は観てないのですが、
「MADLAX」(MADRAX?)だかの
「ヤンマーニーヤンマーニーヤンマーニーイエーイエー」
という楽曲のフレーズをすごく良く覚えてて、
AppleStoreでこの曲「nowhere」を購入していて、
それも梶浦由記さん作詞/作曲
+もともとFictionJunction Yuukaとして活動していて、
自分がファンクラブに入った頃にソロ活動の為
FictionJunctionを抜けてアーティスト「南里侑香」となった
南里侑香さんのnowhereをどうしても生で聴きたくて、
今回の投票ではこれに投票しました。
(後は空の境界のobliviousと光の旋律に投票したような?)
●当日
16:20ぐらいに中野に着いてたんですが、
18:00開演 17:00開場という事で
「急ぐ事ないかー」とマックで休憩してました。
しかし、同じコンサートへ行く方がツイッターで
「会員と身分証のチェックが全然進まん」とつぶやいていたのを見て、
「そうか、ファンクラブ限定イベントだから会員および身分証のチェックあるんだ」
と知り、慌てて現地中野サンプラザへ。
で、まあそれほど待たされる事なく入場出来て
※ コンサートイベントってアリーナ中央ぐらいに舞台セットや
照明その他を監視/操作するスタッフ席+機材が
配置されてますけど、ちょうどその近くの席だったので、
「作業の音とかで集中さまたげられないかなー」と不安だったんですが
結局大丈夫でした( ´ー`)
コンサートが開始し、
※ 舞台との距離20席(2、30m)で
まあ元々アーティストさんを観る事自体には興味なかったので、
眼鏡も外して目をつむり、「音」だけに集中するといういつものスタンスで
楽曲を聴き始めたのですが、1曲終了時、
梶浦由記さんのトークで
・ 「BEST20はランダム形式でセットリスト(曲順)を組んでいる事」
⇒
まあそれは全然問題なし
・ 「今日のアーティストさん達を紹介します」と
舞台上のメンバー紹介がいきなり始まり、
最近定番となっているFictionJunctionメンバー
KAORI、KEIKO、WAKANA、YURIKO KAIDA
が紹介されてしまった
⇒
こちらは大問題
「あれ?今日は投票結果の楽曲をアーティスト本人が歌うんじゃなくて、
現FictionJuncionメンバーが代役やるの?」とちょっと不安になってしまいました。
そこから数曲FictionJunctionの曲が展開し、
目をつむっている自分が気づかないうちにKalafina楽曲が入っていて、
そこでHIKARUがさっと現れて歌って
そのままそそくさと去っていったというのを
梶浦由記さんが説明してたので
「どっちなんだろう?FictionJunction/Kalafinaだけ本人達が歌うのか、
あるいはYuukaその他のメンバーも出てくるのか?」
と分からなくなってしまいました。
まあ、梶浦由記さんの知らない楽曲(ゲーム「パンドラハーツ」の曲など)や
知ってる楽曲などを耳で楽しみつつ、
「いつか分かるかな」と待っていたら
いきなりどこかで聴いたような曲調で、
いざ歌姫が歌い始めたら
(自分は目をつむっているので今誰が舞台に上がっているか不明でした)
「あれ、今までのメンバーと違うし、聞き覚えがあるぞ!?」と
で周りのみんなも歓声を上げてるしで
目を開けたら(舞台上の人は認識できないけど)
どうやら南里侑香さん(FictionJunction Yuukaとして登場)でした。
曲はMADLAX mixと、自分の聴きたいnowhereじゃなかったですけど、
これだけでも満足でしたね。
※ そもそもFictionJunction Yuuka⇒ソロ活動「南里侑香」になってから、
しばらくはコンサートでフライヤー(ちらし)など
あったのですが、ここ最近はめっきりみかけなくなっていたので
「活動休止してるのかな?」とちょっと心配でした。
あと、ソロ活動する=梶浦由記さんとの間で
仲違いとかあるのかな?とも思ったり。
で、最終的に歌姫はKEIKO、WAKANA、KAORI、YURIKO KAIDAまでの
FictionJunction常設メンバー4人と
HIKARU(Kalafina担当+他曲のコーラスなども)、Yuukaという
6人編成だったようです。
でまあ、まだまだ落ち着いて
・ 楽曲
ベスト20をランダムに
・ 合間合間の梶浦さんのトーク
※ 梶浦由記さんのFictionJunctionライブって
Kalafinaと違って梶浦由記さんが表に出て(ピアニスト担当)、
主導でやっていくんですが、
結構会話上手でのほほんほのぼのと舞台進行したり、
メンバーのトーク内容や裏話を語って
観客を笑わせたりと飽きさせない形なんですよね。
っていうか、ファンクラブ会員自体が
梶浦由記さんを良く思っている(自分も基本好きな人ですね、アーティストとしても
普通の人としても)からなのか、
なごやかに舞台進行します。
を、また座って聴いてたんですが、
何点かトピック
1.アニメ「そらのおと」のOPテーマ曲
「光の旋律」をKalafinaが歌う際、
HIKARUの出だしが今のかなりハードロック系に
ハイトーンボイスで声を甲高くあげる(=ノイズものる)
歌い方じゃなくて、
昔まだ声をそれほど張り上げてなかった頃の
クリアでとても綺麗な笛の音色のような声で
歌ってくれたのが嬉しかったです。
※ 結局歌の終わりの盛り上がりでは「今の歌い方」に
戻っちゃってましたけど。
そもそも、最近のHIKARUが声をめちゃくちゃ張り上げ
テンションも上げてロッキー(ロックな感じで)
歌うようになったのは、
・ 梶浦由記さんの指示
・ 大きい箱で歌う事が増え(例.武道館)、
そこで(特に声量のあるWAKANAに負けないように)
響き渡らせる為に歌い方を変えたのか
どっちなのかなあ、って。
僕は昔ながらの綺麗な笛の音色な声が好きだったんですが、
最近はほんとテンション優先で少しガラガラになるぐらいに
声を張り上げますね、HIKARUは。
WAKANAは声が太い(?幅広い?)のでノイズはのらないのと、
KEIKOは低音担当でこれまたノイズはのらないので、
HIKARUのテンションが上がった時HIKARUだけがノイジーになってしまって
3人のコーラスワークがウリのKalafinaの
イメージがちょっと狂うんですよね、
多分僕1人が思ってるだけかも知れませんが・・・
2.なんとnowhereが入ってました。
残りの歌姫のうちYURIKO KAIDAとHIKARUの「ヤンマーニー」が聴こえた所から
自分もひさびさテンション上がっちゃって
立ち上がってFictionJunction Yuukaの歌声に手を振ってましたね。
ここ数年、周りがどんなに盛り上がってても自分だけは
「座って音だけを楽しむ」を基本にしてたんですが
※ 立ち続けてると疲れるし、掛け声とか始めると
綺麗な歌声が良く聞こえなくなるし、など
とにかく自分は「耳を幸せにする”綺麗な歌声(コーラスワーク)”」を楽しみたかったので
この時だけは周りと同化して、
Yuukaさん自身もひさびさなのか
(ちょっと声に張りがない感じはありました)
それでも間奏部分で「ハイ!ハイ!」ってみんなと
コール&レスポンス的なあおりを入れたりしてたのに
完全に自分も乗っちゃいました。
いやあ、楽しかったなあ、これだけで今日は大満足だと思いました。
3.最後、ベスト3の発表をやってく中で
3位にガンダムSEEDの「暁の車」FictionJunction Yuukaが入ってて
またまたテンション上がるし、
2位はFictionJunctionのブレイク曲「stone cold」
※ アニメ「セイクリッドセブン」自体は全然受けませんでしたが
その主題歌「stone cold」自体は
FictionJunctionの定番になりましたね。
1位にまたまたガンダムSEEDの「あんなに一緒だったのに」(SeeSaw)、
これは石川智晶さんじゃなくて(残念(´・ω・`))、
歌姫6人全員で歌ってました。
な感じでベスト20は終了、
アンコールないかな、って思ってたんですが、
ベスト20の圏外の歌を3曲やってくれました。
※ 梶浦由記さんいわく、前回の投票もそうだったけど
「いつもの定番曲は”どうせ次のコンサートでも聴けるから”と
あまり投票では人気がなく、最近全然聴けてない曲、
ほど人気があった」との事でした。
たしかに今日のベスト20もほとんどは定番外、
かつ今の売れっ子梶浦由記ではなく、
梶浦由記黎明期の作品、が高い順位を占めていましたので。
だらだらーっと書きましたが、
ほんと、南里侑香さんには再び
FictionJunction Yuukaに戻って欲しいなあ、って思いましたね。
歌声だけしか知らない人でしたが、
HIKARUその他、歌声に特徴の強いアーティストと個別/一緒に
歌うと、その声の魅力がすごく伝わってきます。
※ HIKARUも素敵だけど、Yuukaもこれまたいいなあ、って。
そういう意味でFictionJunctionは(たまにHIKARUが参加する事もあるのですが)、
もう1回Yuukaも入れてくれないかなあ・・・
PS.Kalafina/FictionJunctionは物販にも力を入れていて
(これはどこのアーティストさんも一緒ですが)
アンケートでも結構「どのグッズが気に入った?」「どういうグッズが欲しい?」
など毎回聞かれるのですが、今回は「その理由は?」など
細かい質問が結構ありました。
で、アンケートに空欄作るのも嫌だったので、
空いた時間で物販に行ったのですが
※ 基本自分は演劇にハマった時に物販でTシャツとか毎回買い続けたあげく
着ないTシャツが100枚以上になってしまったので、
物販協力はあまりしないようにしてたんですよね(最近は)
なんとFictionJunction特製バックパック(リュックサック)を
受注生産するという。
これは即決で注文してしまいました。
6700円也。
こういう、定番以外でかつアーティストさんをいつも身近に感じられる、
そんなグッズが欲しかったので。
※ 先日はKalafinaのスマホケースが通販される事になり、
買おうとしたのですが通販開始の日程が結構後で、
かつそのフライヤーをなくしてしまったので
諦めたんですが
こういうちょっと他のアーティストがやらないグッズを作るのっていいなあ、と。
で、梶浦由記さんが今回のグッズの説明してたんですが、
「今回は自転車柄を取り入れました。
スタッフから”タイヤ2つでベスト20と掛けてるんですか?”と
聞かれたんですが、全然違います。
単に自分が自転車(ロードバイクか何か)を始めたので、
欲しいなあ、と思ったものをグッズにしただけです」との事。
ロードバイク用のドリンクケース(ストローのついたやつ)なんかも
売ってて、少し前、自分がまだ同様に自転車やってた頃だったら
買ってたかな、と少し残念でした。
今後も面白いグッズ沢山作ってくれたら、
物販協力してもいいかなあ( ´ー`)
長文失礼いたしましたm(_ _)m
※ PSと同じだけど追伸.
なんでSeeSawやFictionJunction Yuukaを「いいな!」って思ったかと言うと
今は梶浦由記さんの各楽曲はコーラスワーク中心
(メインとなるボーカルはいても、基本ハモリパートが
中心となる)
に対して、梶浦由記創世記(?)の作品って
普通にソロ曲だったりして逆に今新鮮に感じたんですよね、
で、歌声はもちろん一級アーティスト揃いだし。
という事で「南里侑香さん」FictionJunction Yuuka推しになってしまいました。
多分Youtubeに上がってますが「nowhere」いい曲ですよ( ´ー`)
itomasa7
ほんと今全然南里侑香さん名義じゃ聞けませんもんねー。最高でしたヽ(´ー`)ノ
2016年03月06日 19時22分