2016年01月10日 14時28分
【映画 傷物語 1 鉄血篇】感想※ネタバレ
週末ひさびさに映画でも観ようかとヴァルト9のHPを見ていたら、
「傷物語」の文字が。
「やっと映画完成したのかー」と予約し、
現地でチケット発見して気づいたのが、
・ 1時間15分の短編
・ 傷物語 1 の「1」の文字
「何部作にするつもりなんだろう?」
「第一部はどこまでやるんだろう(原作は読んでたのでお話は知ってました)」
と思いながらも観賞。
まずOPのスタッフロールに出るんですが、
映画なのに総声優数4人(神谷浩史、坂本真綾、堀江由衣、櫻井孝宏)ってのは
ある意味すごいなー、と。
・ 西尾維新の言葉遊び文学
・ 新房監督の映像遊び
の2つがあるから、たった4人で映画を
成立させられるんだろうけど、まずこれに驚きましたね。
※ 今思えばこの出演者数で物語がどこまで進むか読めちゃいますね。
まあ、劇場映画サイズ(スクリーン/音響)で
シャフトの物語シリーズの映像展開の妙味と
名(声)優陣のしゃべりと音楽とが味わえたのは面白かったですが、
出来れば2時間で「傷物語」1本仕上げて欲しかったなあ。
※ 今日は「ガラスの花と壊す世界」と「傷物語」観賞だったので、
1本は大作観たかったかな、というのが本音ですね。
【あらすじ】
いきなり塾廃墟の屋上から阿良々木君が外に出て
そこに曇り空から日差しが差して、
阿良々木君が燃え上がりながら落下していくシーンから。
そして時間は春休み初日(GWだっけ?)に戻る。
学校前で羽川さんとたまたま出会った(2人はまだ知人ではない)、
そこに春一番の突風、
めくれ上がる羽川さんのスカート、おパンツ丸見え、
そして揺れまくる超ド級のお胸様、
そこから羽川さんと阿良々木君の会話がなんとなく始まります。
そして、「友達が出来ると人間強度が下がるから」の阿良々木君に
とうとう友達1号羽川さんが出来て
大喜びの阿良々木さんはおうちで
羽川さんのおパンツとお胸を思い出して興奮、
夜半(?)近くに書店へエロ本を買いに向かいます。
その帰り、世界の全ての照明が消えたような世界、
駅を歩いていると血だまりがどこまでも続いていく、
そして吸血鬼キスショット・アセラロリオン・ハートアンダーブレード(だっけ?)、
の手足をもがれた無残な姿に出会います。
「我(われ)を助ける為、そなたの血(1人分まるごと)をおくれ」と
言うキスショットの言葉に「死んでしまう!」と
一度は逃げ出す阿良々木さん、
しかし阿良々木さん独自の良心からか戻って、
キスショットに全身の血を吸われてしまいます。
そして2日後、塾廃墟で幼女化したキスショットと出会い、
自分が「眷属」になった、「従僕(じゅうぼく)」である事、
を説明されますが、よく分からない阿良々木さんは
冒頭の炎上シーンへと。。。
※ あ、キスショットが妖艶な美女から幼女化してるのは、
阿良々木さんの血だけでは完全復活に足りず、
とりあえず生命活動を維持できるレベルにするには
幼女ぐらいまで小さくする必要があったからです。
そして今のキスショットは眷属の阿良々木さん未満の
力しか持ってません。
と、追記。
そこを決死の覚悟で飛び出したキスショット(幼女)に
助けられ、阿良々木さん自身が吸血鬼になった事、
もう日の下を歩けない存在である事を教えられます。
そして、「人間に戻る為の方法」として
まずキスショットを追い詰めた3人の吸血鬼ハンターを各個撃破し、
奪われたキスショットの手、足を取り戻せ、と言われますが。
夜、表に出た阿良々木さんはいきなり
・ ドラマツルギー
・ エピソード
・ ギロチンカッター
の3人の吸血鬼ハンターに挟まれ、
あわや、という所を忍野メメに救われます。
そして、塾廃墟にてキスショット、忍野メメ、阿良々木さん、
の三者会談にて
「吸血鬼ハンター1人1人と戦えるようにしてやる代わりに200万よこせ」
との忍野メメの提案を飲み・・・
という所で1部完。
まあ、場面としては丁度いいんでしょうが、
傷物語を知ってる身としては
「だったら2時間超にして全編やってよ」と思わないでもないような・・・
勿体つけてるのか、あるいは作品作りが難航してるのか・・・
キスショット(忍野忍)が平野綾さん(色々問題行動があって降ろされた)から
坂本真綾さんになった所から、傷物語は難航してましたからねー、
どっちなんだろう。
自分原作は暦物語の途中でめんどうになってしまって積み、
アニメ版は1期、2期のその先をまったく観ていない、
という状態ですが、傷物語 2 までには全部コンプリートしときたいなあ・・・
あ、阿良々木さんと初めて会話を交わした頃の羽川さん、
頬を赤らめてて可愛さ満点でした( ´ー`)
PS.妖艶な美女のむせび泣く声から、幼女になる坂本真綾さんの演技に
「イイネ!」ポチるわ( ´ー`) いい人妻だね