2015年06月11日 23時09分
【Yuki Kajiura LIVE vol.#12 "7days Special" DAY-2 日本語封印Special】感想
ほんと楽しみだったんですよ。
ライブといえばそのほとんどがスタンディングで
ヲタ芸やら全員ジャンプしまくり体当たりしまくりで
とてもまともに「音楽が聴ける」状況じゃない(音楽にノッて騒ぐ、という楽しみ方)、
その中にあって梶浦由記率いるFictionJunction、Kalafinaだけは
基本シッティング(座って)サイリウムその他もなしで
ほんと「聴く」ライブ形式。
という事で、昨年のアニサマを最後に
他のライブイベントは全部引退して、
梶浦由記だけに賭けてたんです。
で、前回のKalafina武道館2daysが、
「武道館の音響の余りの酷さ(反響ノイズ)」を
思い知る結果になったのもあって、
今回は国際フォーラムホールC、
間違いなくスピーカーの良さ、音の響きの良さは
ともかく反響ノイズは酷くない、
やっと「音楽」に聴き入れる、と。。。
で、今日は「日本語封印Special」という事で
・ 梶浦語
(造語、あの「ヤンマーニーヤンマーニーヤンマーニーヤーイーヤー」みたいな)
・ 英語その他
どんな曲が聴けるのか、
全身全霊を耳に集中させようと気合入れてたんです。
隣の席ににーちゃんが座って、
開演前のBGMにノッて靴をパタパタパタパタ、
タップダンスみたいに鳴らし始めるまでは・・・
「まさか実際開演してからもこんな事しないよな?
そのくらい迷惑だって分かるよな?」
はい、直感大当たり!!
開演直後の曲から全部、こいつ
足をパタパタパタパタ、テンションが上がればもっとバタバタ
自分独自のリズムで鳴らしまくりです。
音はさすがにスピーカー越しの楽曲の方が大きいのですが、
隣から「パタパタ」音、かつ
足元からもその振動が伝わってくる・・・
最悪でした。
基本、梶浦由記関連はもう目を瞑って耳に全て賭けて
聴くようにしていたんですが、
そうするとこの「パタパタ」音と足からのパタパタ振動が
伝わってきまくる。
最初の数曲からずっと
「こいつ殴ろうか」
「うるせえ!」って言おうか、
色々迷って、
まず「パタパタ」音がひどい時に横に向かって
「うるせえよ!」と。
だけど、本人気づかないのか止まらない。
次に「パタパタ」音に対抗してこっちも
「バンッ!」って床に足を叩きつけました。
※ 演奏中だから周りに迷惑をかける事になるんですが・・・
これも効果なし。
あまりに頭に来てしまい、
1時間ぐらいずっとFictionJunctionの良曲/良演奏と
梶浦さんやアーティスト達のトークに集中出来ない状況が続く。
で、次の曲の始めに隣のにーちゃんを睨んで言いました、
「貧乏ゆすりやめろや、おい!」って(強く)。
そしたらにーちゃん「僕じゃありませーん(かなり弱気な声」。
結局、単にノリにノリまくって周りが見えてないだけの
気弱な兄ちゃんだった、と。
しかし、こいつなんです。
開演前、こいつが席についてBGMにノッてパタパタやる所から見てるので・・・
しばらくは「パタパタ」音収まったんですよ。
で、こっちもなんとか「ここからでも楽曲楽しもう」と思ったんですが、
癖なのは間違いないのでしょうが、
曲の要所要所、音が強くなってくると
「パタパタ」始めるんですよ、
で、気づいたかのように止める。
※ 昔カラオケに行って友達連中が歌ってる中、
ドラムが出来る訳でもない友達が
まるでドラマーのように手でリズム刻んでるアレ、
みたいなヤツですね。
こいつの場合、それが本当に迷惑な、足の「パタパタ」音という・・・
「てめーじゃねーか!」って掴みかかってやろうか
ずっと迷い続けてました。
でも結局、喧嘩沙汰などはライブ主催側に迷惑がかかるだけ、
かつこいつの「パタパタ」音は両隣(自分と、反対側の人)ぐらいにしか、
影響してないんだろうな、
という事で残念だけどもうライブ楽しむの諦めました。
梶浦さんが終盤、こんな事を言いました。
「曲を作るだけなら1人でも出来る、
ボーカロイドを使えば歌い手さんすらいらない、
でも”ライブ”は1人では作れない、
何より、曲を演奏しても聴いてくれるお客さんがいなければ始まらない、
だから今日ここに”日本語封印dayってなんだろう?”と
いぶかしがりながらも来てくれた皆さんありがとう、
あなた達のおかげで”ライブ”が作れたんだ」と。
その時僕は逆の事考えてました。
「観客がライブを作る、
そして観客がライブを壊すんだな」と。
土曜の日本語dayも取ってるのですが、
今日と同じような最悪の目にあったら、
もうFictionJunctionClub(ファンクラブ)も解約して、
Kalafina、FictionJunctionのライブも行くのはやめようかな、と。
そして実際観に行くのは「演劇」1本に絞ろうかしら。
Kalafina、FictionJunctionとも、
CD音源をヘッドフォンその他で聴いて理解している部分なんて
ライブで実際生(スピーカー拡張はあるとして)で聴かないと、
「本当の凄さ」は分からないんです。
※ fripSideみたいなテクノ調音楽なら、CDとライブが案外一致したりもするのですが、
Kalafina、FictionJunctionのような声楽調(歌声の響きが全て)の
歌は、本当にCDとホールでは全く違うんです、
そこで目を瞑って音に聴き入ったら「泣いてしまう」ぐらいに
感動するんです。
それを知ってなお、ありえない「観客」と一緒に音楽を聴くのは
もう嫌だ・・・
最悪、ライブブルーレイを買って(現代の)ホームシアターシステムで
ある程度再現できるのか、確かめるか、とか考えてます。
【ちなみに】
今日は
・ 空の境界劇中曲
・ ソードアートオンライン劇中曲
・ まどか☆マギカ劇場版および叛逆の物語劇中曲
など、かなり刺さるナンバーを歌ってくれたんですけどね。。。
しかもFictionJunction4名以外に2名、
空の境界のコーラス担当した方、
その他WAKANA以上に高く太い声で歌い上げる方、
を入れての楽曲もあって、
本当なら超幸せな時間だったはずなのに・・・
タップダンサータヒね。
っていうか、周りの迷惑になるクセに気づいてない連中タヒね。