2015年02月28日 21時43分
【Kalafina ライブ in 武道館 Red day】感想
Kalafinaの最新ベストアルバムである
"Red"、そして"Blue"、
この2枚の名前がつけられた武道館ライブ、
2/28(土)Red day、3/1(日)Blue day、
両日通し観覧チケットをゲットし、
まずは本日2/28(土)Red dayを観賞してきました。
・ アリーナ
・ 1階席
・ 2階席
の1階席でした(※両日同席観覧の為、明日も同じ席)。
「好きなアーティストを近くで観たい!」
「曲にノッテ踊りまくりたい!」
※ Kalafinaおよびそのプロデューサー梶浦由記率いる
Fiction Junctionオンリーのライブでは、
サイリウムやジャンプ行為その他が禁止されている為、
基本は立って手を振る、程度になりますが
を楽しみにしている人にとっては、
アリーナ席が一番良いのでしょうが、
とにかくKalafinaの生の歌に聴き入りたい
(立って、更に他人のジャンピングタックルを食らうのはツライ)
という自分にとっては、
※ 武道館の構成上、舞台との距離は1階席、2階席とも
塔のように見下ろす形でそれほど遠くない
Kalafinaを間近で椅子に座って眺めつつ、
歌に聴き入れるこの席はベストでした。
一部楽曲(「音楽」など)を除いては、
立って手を振って、という観客のリアクションを求める事の
少ないKalafina楽曲を、
もう完全に目を閉じて、
「耳のみ」でずっと楽しんでいました。
Kalafina3人のコーラスワークの美声と
弦楽器、フルート、ギター/ベース/キーボード/ドラムによる演奏との
組み合わせの美しさに聴き入りました。
※ セットリストはすいません、メモしてません。
と、幸せは幸せだったのですが、
昔知人に言われた
「武道館はそもそも音楽演奏向けに作られていない為、音響効果が最悪である」
というのを、今回ものすごく感じました。
舞台横吊り下げ式の巨大スピーカーについて、
当初「持ち込み」のものかと思っていたのですが、
あれは武道館常設だったのかも知れません。
・ フルートはとても綺麗に武道館中に響く。
抑え気味とも思われた弦楽器類(バイオリンなど)も響く。
・ 武道館音響の上限範囲内に収まる
各楽器類、そしてKEIKO、WAKANAの声も
ほどよく(多分限界ぎりぎりで)響き渡る。
しかし、HIKARUは高音担当です。
曲によってですが、本人自身気にしていたのかと思われますが、
武道館の音響(スピーカー)の音を表現できる上限値を
多分HIKARUの声のMAXが上回っていたのだと思います。
声を高音に上げすぎると、音響のMAXを越えてノイズがのってしまう、
それを気にしてかHIKARU自身声を微妙に上げ下げして
少し不安定感が漂っていました。
アンケート用紙に「感想何書こうかな?」とか考えていた自分にとって、
しょっぱなから出会ってしまったこの状況は書かずにいられませんでした。
「武道館の音響ははっきりいってNG!
Kalafinaは最高の音響で聴くべき!(少なくとも自分は)」
アーティストさんってみんな「武道館」には特別なあこがれがある、
と聞きますが、実際楽曲を聴く側にとっては
※ 騒ぎたい人達にはさいたまスーパーアリーナなどの
広大な空間が最高かも知れませんが
自分にとっては、NHK交響楽団などが使うホールなどが
一番ベストな演奏会場なのかな、と
ちょっと悲しい気持ちになりました。
※ 明日はどうなのかなあ・・・
マイク調整などが合ってないだけなら明日は改善すると思うけど
そうでなければ明日もHIKARUは
高音を気にしながら無理をするのか・・・(´・ω・`)
ただし、武道館の塔のような構成の中で
最後の演奏で照明によって作られた「夜空」、
これは本当に綺麗でした。