itomasa7の日記

2015年02月08日 18時43分

【大人のためのヒーリング・朗読コンサート「星の王子さま」】感想

まず、新田恵海つん、喉はそこまでヒドイ訳ではなさそう。
昨日も歌ったらしいし今日も3曲歌ってたし、
社長(佐藤ひろ美さん)もそう言ってたし。


で、
「最低のイベント」でした。
板橋区からワザワザ1時間かけて立川のそれもハズレの方まで行ってこれか、と。




新田恵海、佐藤ひろ美
+NHK交響楽団の4名で

・ 朗読劇「星の王子さま」(絵本版)

・ 楽曲

を行うというパンフレット内容だったのですが、


・ 朗読劇と楽曲が全く関係ない
  1曲目「アナと雪の女王」ですよ・・・

  ※ まあ、えみつんが「穂のか」声ではなく、
    普通に歌った時の声が結構イイ、と思える事
    (大学の声楽家出身だったのね)、
    ※ ちょっと喉を悪くした人特有のノイズは入っていた気がしますが
    将来Kalafina的な歌中心のアーティストになるのもありだと思いました。

  N響(弦楽器団)の演奏はもちろん素晴らしいし、
  新田恵海、佐藤ひろ美の歌も良い、
  ただし「朗読劇」とも「星の王子さま」とも全く関係ない。


・ 自分は色々な場で耳にする「星の王子さま」を知らなかったので、
  その物語を初めて知る事が出来る事に期待したのですが、

  1.朗読向けの内容ではない

  2.絵本版を更にはしょった内容、との事

  多分、400字詰め原稿用紙で10枚も読んでないですよ・・・

  何より「王子」「王子が出会う人々」の2役(+それを神の視点で見つめる「僕」)のみ、
  役として何も立つものもなく(感情のこもるものもなく)、
  これはもう「朗読劇」というお芝居ではなく
  単に「それっぽい声」で読んでるだけ(音読)、だと思いました。


・ 曲と朗読劇が合ってないのもあって、構成が悪すぎる。
  1時間ちょいで終わってしまった本公演に対して、
  仕方なく全員出てきてグダグダトークを繰り広げる。
  もう、正直立ち上がって帰りたかったです。


自分は、ラブライブなどで名が知れて、「えみつんファイトクラブ」などで
キャラも立った「新田恵海」つんは好きですが、
今回はあくまでもアイドルとして観に来た訳ではなく、
声優/役者新田恵海が「朗読劇」をどこまで芝居として演じられるか、
を観たかったんです。

「星の王子さま」という題材も朗読向けじゃなかったのかも知れませんが、
これじゃ単なるアイドル目当てのショーですよ。

終演後ファンが「良かったねー!」って話してるのを聴いて、

「それは心からの声なの?
あるいは”ファン”だからお目当てアイドルがいればあとはなんでもいいの?」

と問い返したくなるぐらい悲しかったです。


声優さん(それも有名声優よりも少し陰りの見えた声優陣)について、
「朗読劇」という場が新たに流行り始めてますが、
この主催陣が行う「朗読劇」の名のイベントには2度と行きたくありません。


何が「大人のための~」なんだか、、、
ただのえみつん目当てのファン集めた金集めイベントじゃん・・・