2015年01月31日 10時43分
【映画 2D吹替 ベイマックス】感想
公開前のPVでは兄の残したロボット(ベイマックス)との
愛の物語のように見せておいて、
「実際はヒーローものじゃん!騙された」というネタバレを
ツイッターで食らってたけど、それでもやっぱり「愛の物語」だわ、
「ベイマックス」。
教授が娘を失った事に対する復讐をしようとして、
その行動が主人公の兄を死なせてしまって
主人公も教授に兄の復讐しようとするんだけど、
ベイマックスに残った兄の映像
(ベイマックスをあくまでも「人の為の医療用マシン」として作ろうとした)を
見せられて主人公が兄の愛から自分を取り戻す所、
すごく泣けたなあ。
そして最後、テレポート空間(?)で教授の娘を助けたはいいが、
ベイマックス自身が脱出方法を無くしちゃう所、
物語の始めにボケ的な形で使われた
「ベイマックス、もう大丈夫だよ」
の台詞で締めるという、もうなんというか
物語全体を通して笑いも泣きも伏線も
(もちろんかっこよさも)
ディズニー映画突き抜けてるわ。
これって子供から大人まで楽しめる映画だよね、
絶対子供も大人も泣いてしまう。
※ 洋画観る時、実写映画は字幕が主なんだけど、
このベイマックスは吹替で良かったな、
と思った。
字幕追わずに映像/物語に集中できるというのもあるけど、
「ベイマックス、もう大丈夫だよ」の台詞が
日本語だからこそ日本人の自分に
めちゃくちゃ刺さった(´;ω;`)
※ お笑いの「鉄拳」がネットにアップして、
ディズニーから許諾もらっちゃった
(ディズニーはそもそも著作権にめちゃくちゃうるさい会社なので
本来ならありえない)
あのパラパラ漫画のイメージがほんと
的を射てるなあ、と思った。
あと、本編前の短編映画「犬のごちそう(?)」だったかも、
短編ながら押さえるべきツボを全部押さえてて
笑って泣いてと素晴らしかった。
野良犬がポテトもらって飼い犬になって
ドッグフード→ごちそう→更にごちそう、
とハッピーな犬生を送ってく中、
飼い主の男に恋人が出来て、
犬のご飯がおざなり(元のドッグフードだけ)になっちゃう。
犬はそれに怒るけど、今度は男が恋人にフラレて
再び犬のご飯が豪華になっていき
犬大喜び。
だけど飼い主の顔を見て「彼女を失った悲しみ」に気づいた犬が、
(元の恋人だったのか、別の女性だったのか判断できなかったけど)
街へ飛び出し女性の元へ、
そして飼い主と女性もハッピーエンドで犬もハッピー、
更にエンディングで2人に産まれた子供も
犬にごちそうをくれてなおハッピー、といういい締め方。
昔はディズニーアニメ=子供向けミュージカルとか
「ちょっと自分には合わないな」と思って観てなかったけど、
「アナと雪の女王」やらなんやら、
ほんとディズニー映画の上手さを思い知らされてるわ、
最近( ´ー`)