itomasa7の日記

2014年10月19日 07時25分

【映画 ゴッド・タン キス我慢選手権 THE MOVIE2 サイキック・ラブ 【PG12】】感想※ネタバレ

10/18(土)中に書ききらなかったので
翌日も朝から記憶確認の感想書き。。。

ゴッド・タン キス我慢選手権 劇場版の一作目を
観た時ほどの衝撃はなかったものの、

下ネタの数々に思わず映画館内なのに「ブーッ!」と噴き出し
(PG12でいいレベルか??)、
展開する物語に対してガンガン差し込んでいく
劇団ひとりのアドリブとそのアドリブに対して
即座に対応していく各役者陣の

※ おっぱい出したりキスしたりする女性たちはみんな現、元AV女優さん

その演技力、対応力に驚かされて、
そこから更に暴走しだした劇団ひとりのアドリブショーにも驚かされて、
という展開でした。

※ キス我慢選手権は、劇団ひとりだけお芝居の設定を知らない状態で、
  いきなり周りの役者が演技を始めて行く中で
  アドリブでそれに対応していき、
  かつ女優陣が迫ってくるキスシチュエーションに対して

  例.「キスされないと死んでしまう」など

  ついキスしてしまったら負け、というゲームです。


【あらすじ】
・ 謎の現地に「今日はみんなでバーベキュー(嘘)」という事で
  集合した劇団ひとりはめかくしされて更に別の場所へ。

  ※ ここからはお芝居の関係上、川島省吾(劇団ひとり本名)と呼びます。

・ 学校の階段で女学生に出会う。
  「あなたとキスできていたら、きっと結末は変わっていたかも・・・」
  という言葉を残し女学生は屋上へ走り去る。
  
  あとを追う川島。

・ 屋上には武装した兵士と大量の学生が倒れて(死んで?)いた。

・ 仮面の男とその隣には先の女学生。

  生き残っていた学生は「川島、おまえの、能力で頼む!」
  川島「え?俺の、能力って何?」

  仮面の男の「みんな破壊しろ!」の指示で
  女学生が手をかざすと生き残った一部の学生も
  銃で撃たれたかのように腹が吹っ飛ぶ。

  ※ 映画のタイトルでもある超能力か?

  そして川島も腹をふっとばされて・・・

・ 保健室で川島は目を覚ます。
  腹など撃たれた痕などはなかった。
  「どうなってる??」と自分の身体をチェックする川島。

  そこへ(おっぱいが半チラしてるエロエロバディの)保険医が
  「川島くん、あなた熱があるんじゃない?熱はかりましょ?」
  と、体温計を川島くんの口に咥えさせて、
  それを自分も咥えて「ほらー、熱あるわよー!」

  川島くん「いや、先生その使い方間違ってるんじゃ?」
  
  川島くんの上にのしかかり馬乗りダンシングする先生、
  川島くん興奮の極み「アー!、僕熱ありますよー!アー!」

  そこへ悪友らしき学生が現れ、
  「川島何やってるんだよ!今日の合コンお前目当てで女集まってるんだから、
    お前が来ないと始まらないだろ!」
  と保健室から川島を連れ出す。

・ 川島くんは学校一の秀才かつスポーツ万能で人気者らしい。
  バスケの助っ人その他を頼まれる。

・ 学生が川島のポケットに手紙が入ってる事に気づく。
  「2-2教室に来てください」と。

・ 学生と後で合流する約束し、2-2へ向かうと
  なんと上半身裸の(先の超能力)女学生が!

  驚き、「ごめん、教室間違ったかな?アレ?」と川島くん。

  女学生「これで満足なの!」と。

  川島「え、どういう事?おれ分かんないんだけど?」

  女学生「あなたの命令じゃないの?じゃあ、そこのブラを取って!」

  川島くんの後ろに置いてあったブラを貰い、つけようとする女学生。

  川島くん、後ろを向きながら「もういいかな?」と
  チラチラ乳をちら見する( ´ー`)

  そこへ女学生の兄(顔は殴られてアザになっている)が現れ
  「服を取り返して来たぞ・・・」とセーラー服を女学生に渡す。

・ 先の悪友らしき男達が現れ、「ほら、川島は服を返しただろ、俺の勝ちだ!」と。
  (賭けをしてたらしい。)
  「川島、こんな奴ら気にするな。それより合コン行こうぜ!」
  と女学生とその兄を虐げようとする連中に怒る川島。

  得意の?体術で学生達をボコボコにする。

  そして、「もうやめて!」と女学生が暴走を始めると
  教室の椅子や机などがひとりでに動き出す。

  まるでポルターガイスト現象。。。

  そこに教師(伊藤英明)が現れ、
  「お前ら何やってるんだ!」と学生達を帰らせ、

  川島に「・・・お前、見たな?」と
  川島を女学生ともども実験室(?)へ連れて行く。

・ そこは超能力実験室だった。
  元孤児で超能力開発訓練を受けていたのを教師に拾われたという
  超能力部メンバー(学生)達に出会う。
  (女学生とその兄もメンバー。)

  訓練は受けたが能力は発動しなかったという超能力部メンバー達は
  教師にかなり蔑ろ(ないがしろ)にされる。

  そして女学生も「能力を制御できないクズ」として蔑ろ(ないがしろ)にされる。

  女学生を「訓練の続きを行うぞ」と連れ出す教師。

・ 教師が出て行った後、実験室には超能力を使える人は誰もいないはずなのに
  超能力センサー(巨大なテンガ)が光りだす。

  メンバー「どういう事だ!この部屋にはもう誰も超能力を使える人はいないはず!
    そうか、川島くん!」

  川島「え、それテンガでしょ!おれ持ってるもん、気持ちいいよね!
    だからテンガだって!」

  どうやら川島は超能力の素質を持っているらしい。
  そしてその能力を目覚めさせる為、メンバーに「ミナミ先輩」なる
  先輩の元へ連れて行かれる川島。

・ 所変わってとある研究所がカットイン。
  若い研究員が「こんなプログラムはおかしい、
    すぐにこんな研究は止めさせなければ!」と。

  そして、研究所の警備員(東京03メンバー)を一撃で倒し、

  ※ キス我慢選手権では毎回、東京03達はぞんざいな扱いを受けているらしい。
    出てきた次の瞬間には倒されている東京03。

  「あるモノ」を探し研究所内をさまよう。

・ そして川島くんの場面へ戻る。
  たどり着いた場所は「超能力開発室」だった(クラス名が書いてある・・・)。
  そして、「ミナミ先輩は超エロエロなんだ、気をつけろよ!」と
  メンバーに送り出され、ミナミ先輩の元へ。

  エロエロな女性ミナミ先輩は
  「自分の胸に向けて手をつきだし、意志の力を送るのよ!」と。

  川島がミナミ先輩の胸に手をかざすと一人
  「アーン!アアーン!感じるわー!」と
  感じだすエロエロミナミ先輩。

  そして今度は桃。
  「桃に触らず、その意志を送るのよ!」

  そして触ってはいけないはずのももにタッチし、
  今度はジュルジュル音を出して食べまくる川島。

  それに対してまたまた「アーーーーー!」と
  激感じまくるミナミ先輩。

  興奮しまくる川島。

  そこへ女学生が現れ、
  「きゃっ!ごめんなさい!」と川島が誤解を解く間もなく
  部屋を出て走り去る。

  今度はさっき川島を案内した超能力部メンバーが入ってきて、
  「やっぱりダメだ!」といきなり
  ミナミ先輩と直接カラミ始める(Bですね、B(ペッティング))。

  そしてミナミ先輩が超能力部メンバーの上に乗り、ダンシングを始める。

  川島「ちょ、行為始めちゃってるでしょ!どういう事!」

  そこへ教師が現れ、「女学生はどこだ!あいつ逃げやがった!」

  そして、超能力部メンバーに「部室の方へ向かった」と聞くと

  教師「川島、この指輪はな、超能力を抑える力があるんだ!」

  川島「じゃあ、それをあの女学生に使えば・・・」

  教師「あっちだな!」

  と指輪を受け取ろうとする川島を尻目に走りだす教師。

  そしてメンバー、「本当は学校のプールへ向かったんだ、
    後を追え川島!」と。

・ プールで女学生と川島。

  女学生「私、こんな能力欲しくなかった。
    この能力に目覚めてから私の前に現れる人は2種類になったわ。
    1つはこの能力を恐れるもの、
    1つはこの能力を利用しようとするもの、
    そのどちらかだけ。
    私もう笑い方を忘れてしまったの・・・」

  川島「残念だけど、俺はそのどっちでもないね。
    笑えない時はムリにでも笑顔を作るんだ、
    そしたらいつか心も笑えるようになるから」

  女学生「こう?(無理やり笑顔を作ってみせる)」

  川島「ああ、いい笑顔だね。ちょっと固いけどな」

  川島「お前、夢とかないのか?」

  女学生「私、恋をして、そしてプロポーズされてみたい!」

  そして川島に迫りだす女学生。
  キスの危機、

  川島「・・・残念だけどな、ここだけの話、俺は”童貞”なんだ、
    だからこんなに迫られてもビビって何もできないんだ、
    2人だけの秘密だぜ?」

  いきなりイケメンキャラからヘタレに変わる川島。
  なんとかキスを逃れる。

  そこへ銃声。

  女学生「屋上の方から聞こえた!」

・ 学校へ戻り屋上を目指す2人。
  校内は倒れた学生達、そして武装した兵士達が・・・

  ここで川島、先ほど散々説明された自分の超能力を使うかと見せて
  普通に体術で武装兵士達を圧倒していく。

  ※ 途中途中ゴットタンメンバー(おぎやはぎ、バナナマン達)の部屋が
    カットインし、「ここで超能力使うんじゃないの?」
    などとトークが入る。

  最初の悪友達が絡んでくるが、無視して屋上へ。

・ 屋上には銃を持った教師がいた。
  そして倒れた武装兵士と超能力部メンバー。

  そして女学生は呼ばれるままに教師の元へ。

  ※ 朝の屋上のシーンの再現。
    川島、ゴットタンメンバーおよび観客も
    「仮面の男はこの教師だったのか!」と。

  更に暴走する女学生。
  爆発しまくる屋上。

  女学生の兄(超能力部メンバーの1人)
  「川島くん、今の君の能力じゃ妹にはかなわない!
    コールドスリープして能力を高めるんだ!」

  そこには倒したロッカーとしか思えないコールドスリープマシンが。
  言われるままにコールドスリープマシンへ入る川島。

・ カットイン。
  研究員は上司に出会う。
  上司も仲間になってくれる。
  そして研究員が探したモノが・・・

  それは脳を開けられ電極を刺された川島(の人形)。

  ※ ゴッドタンメンバーが
    「ここで川島が脳を直接いじられているって事は、
    あの学校の方は現実じゃないって事?」
    と気づく。

    つまり「マトリックス」?

  そこに現れた研究所ボスに撃たれ、上司、研究員はやられてしまう。

・ 場面戻って翌日へ。
  工場らしき場所の中、「やっと見つけたぞ、川島」と
  超能力部メンバーにコールドスリープマシンから助けだされる川島。
  
  ※ 女学生とその兄はいない。

・ 超能力部メンバーから説明を受けていると
  「教師が何者かに撃ち殺され・・・行方不明になっていた川島を探し・・・」など
  アレ?と思うような話が。

  ※ 川島がコールドスリープマシンに入ってから5年の歳月が流れているらしい。

  川島「どういう事だ!?教師を撃ったのは俺だぞ?
    あいつは仮面の男で女学生を操っていたんだろ?」

  超能力部メンバー「違う!教師はあの能力を封じる方法を探していたんだ、
    この社会で生きていく為に!」

  そして先の指輪を川島に渡す。

  超能力部メンバー「俺達は川島を探しながら、その能力を調べていた。
    お前の能力は”キスで相手を操る事が出来る”だ!」

・ そこへ武装兵士たちの襲撃。
  更に敵のボス仮面の男自らが現れる。

  その正体は女学生の兄だった。

  「みんな力のない僕達を蔑ろ(ないがしろ)にした。
    だから力を持った今、今度はあいつらに復讐するんだ!」

  また、女学生を操って川島達を攻撃してくる。

  ※ 女学生に自分の意志は感じられず、
    仮面の男に完全に意識を支配されている模様。

・ 逃げ出す川島と超能力部メンバー。

  ※ ちなみに超能力部メンバーは、基本川島につきそっている1人(Aさん)と、
    ミナミ先輩とかつて抱き合っていた1人(Bさん)がいます。

  かつての悪友は仮面の男の部下になっていた。
  そいつらと戦う劇団ひとり。

  ※ 能力が”キスで相手を操る事ができる”と限定されてしまった以上、
    もう超能力じゃなく普通に体術で戦うしか出来ませんよね。。。

  そして、ミナミ先輩が捕まっていた。

  助け出すが、ミナミ先輩は超能力部メンバーBさんをナイフで刺す。
  「違うの!違うの!」と叫びながら。

  そう、ミナミ先輩もまた仮面の男に操られていた。
  
・ Bさんは「ミナミ先輩は悪くない、お前らは逃げろ!」
  そしてミナミ先輩と抱き合うBさん。

  ※ 何故かちょっとかっこいい「フラグ立て」な感じの場面。

・ 工場をなんとか脱出した川島とAさん。

  2人は女学生を救い、仮面の男の暴挙を止める為に
  仮面の男の本拠地となっている建物へ。

・ 仮面の男と女学生。
  また女学生は操られ、室内は爆破また爆破!

・ そしてここに
  仮面の男「”あの方”からお前たちを倒す為に貸し与えられたモノがいるんだ」と
  研究員が呼び出される。

  ※ ここでゴットタンメンバー
    「研究員がこちらの世界へ連れてこられた、って事は・・・」

  そしてすぐさま、研究所で川島同様脳に電極を刺された研究員の
  姿がカットイン。

・ 研究員の事を知らない(シーン的に一度も絡んでいない)川島は
  研究員をよく分からず倒す。

・ 兄に操られ超能力を暴走(バンバン室内は爆発し、すごい炎上)させる
  女学生に対して、
  
  川島「お前のやりたかった事はそんなんじゃないだろ!
    今すぐこんなの止めてやる!」
  と近づいていく。

  そして先の「超能力を封じる」指輪を女学生の指に。

  ? アレッ?これって「プロポーズ」なんじゃ?
    川島もそれに気付く。

  そして兄を倒し、
  「お前の夢、叶えてやるよ!」と女学生にキス

  ※ ここでキスが発生するとは番組スタッフその他誰も思っていなかったとの事。
    後で女学生も「まさかこの場面で来ちゃうとは・・・」と語っている。
    川島の完全な暴走。

    ゴットタンメンバー達は「あー、キスしちゃった!はい、終了、終了ー!」
    と止めようとするが
    川島達の方には音声が通っていないようで、
    物語はこのまま続行される。

  兄「違うんだ!僕も操られていた・・・」
  そして研究所のボスが現れて兄を撃つ。

・ 屋上に上がって川島と研究所のボス、最後の戦い。

  ボス「これはお前の脳内で起きているプログラム、
    つまり”番組”(英語のプログラムはTV番組の事)なのさ!
    視聴者達はお前たちのその姿に一喜一憂しているんだ!」

  ※ まるでジムキャリーの「トゥルーマンショー」状態。

・ ここで川島が大きなアドリブをぶっこんでくる。

  川島「そんなに俺が憎いのか!父さん!」

  ボスの人といつの間にか親子設定になってアドリブ合戦が始まる。

  ボス「おれは自分自身の血を分けたお前をどうしても愛する事が出来なかった・・・」

  川島「だから俺たちの前から消えたのか!
    でも最後まで母さんは言ってたぜ、”父さんのせいじゃない、父さんを許して!”って」

  そして、「俺の力でハッピーエンドにしてやるぜ!」
  まさかの川島ボスにキス

  俺の能力は「キスで相手の心を操る」なんだ!

  引き剥がそうとするボスを押さえつけ、延々キス

  そして、今度こそ「終了ー、終了ー!」と慌ててスタッフ達が止めに入る。

  ※ アレ?確か、ボスの説明(この世界を終わらせるという事は
    この世界のお前たちは死ぬんだぞ、いいのか?)が入るんだったかな?

本来は屋上にて最後、女学生をボスが撃ち、川島は女学生にキスをする、
という流れにしたかったのを、川島がその前の場面でキスしてしまったので
慌てて話をつなげようとしたが、更に川島が大きなアドリブで設定を壊したので
更にアドリブ返しをするのが大変だった、というボス役の人。

そして今回のキス我慢選手権も終了 ~ Fin ~


上映2日目にも関わらず朝一(8:40)の回だったからか、
めっちゃ観客少なかったのですが
(100人入る映画館に多分10人しかいない)
会場のお客さん達は(自分含め)みんな
時に噴き出し、時に大爆笑しとかなり良い反応でしたね。
(映画館の観賞マナーとしてはどうかと思うけど・・・)