itomasa7の日記

2014年09月23日 22時09分

【MUSIC ENERGY 2014】感想

スペースクラフト所属アーティストのフェスイベント、
「MUSIC ENERGY」も今年で3回目(なんとなくだけど今の所皆勤賞)。

売れっ子アーティストである
「Kalafina」、「春奈るな」

に混ざって
「FictionJunction」ではKAORIとして活躍中だが
ソロではイマイチ売れ切れていない(?)「織田かおり」、

一時期よく名前を見たけど
「最近あまり見ないかな?」と思ってた「結城アイラ」、

更には誰だか全く知られてないのに毎回のように出てる
「小川真奈」、「宇浦冴香」、「サントス・アンナ」。


このイベントに来る度に
(MUSIC ENERGYは穴場イベントなので)
売れっ子を静かに間近で見る機会でありながら、

事務所に飼いごろしにされてる
一発屋アーティスト達の見るに耐えない姿に
なんだか悲しくなるんですよねえ( ´ー`)


とりあえずチラシ・パンフの各自自己紹介をば。


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●Kalafina
梶浦由記プロデュースによる、劇場版「空の境界」主題歌プロジェクトとしてスタートし、
シングル『oblivious』(2008年)で鮮烈のデビューを飾る。

以降、リリースするアルバム作品すべてがオリコンウィークリーチャートTop 10以内に
チャートインし、今年7月にリリースしたKalafina初となるベストアルバム
『THE BEST "Red"』『THE BEST "Blue"』は、
オリコンアルバムウィークリーチャート3位・4位を記録。

2009年よりライブ活動を本格化させ、2013年にはアルバム『Consolation』を
受けたライブツアーを全国9ヶ所15公演行い、
約20,000人の動員を記録。

また海外でも注目を浴びており、現在までに9ヶ国16公演ライブ・イベントを行う等、
世界中が注目するヴォーカルユニットである。


●織田かおり
梶浦由記プロジェクト『FictionJunction』に参加し、
テレビアニメ「ツバサクロニクル」でそのベールを脱ぐ。

非凡な歌唱力で注目され、サウンドクリエイターRevoの幻想楽団
『Sound Horizon』等、数々のプロジェクトに参加し注目を集める。

2013年にファーストソロアルバム「PLACE」をリリース。
ソロ活動を本格的に開始し、ソロライブを中心に数々のイベントに出演。
2014年5月には、待望のセカンドソロアルバム「Colors」のリリースや、
9月にドイツ・カッセルで開催のアニメ・漫画フェス「CONNICHI 2014」に
招待されるなど、今最も注目を浴びているアーティストの一人である。


●春奈るな
2012年、梶浦由記が作詞作曲を手掛けた「空は高く風は歌う」でデビュー。
2013年8月にはTVアニメ「ソードアート・オンライン」の
エンディング曲「Overfly」や
<物語>シリーズ セカンドシーズンエンディング曲「アイヲウタエ」などを
収録したアルバム「OVERSKY」を発売。

同年10月には初のワンマンライブを開催。
2014年には初の東京・大阪ツアーを敢行、満員御礼で成功を収める。

同年8月には人気TVアニメ「ソードアート・オンラインⅡ」の
エンディング曲「Startear」を発売。
12月には初のホール公演 渋谷公会堂でのワンマンライブも決定!
また、アジア諸国や欧米諸国でのイベントにも数多く招聘されるなど、
その人気は国内に留まらない。


●結城アイラ
2007年TVアニメ『sola』のオープニングテーマ「colorless wind」でデビュー。
その後、数々のアニメ作品のテーマ曲を担当し、
2012年には国民的TVアニメ「宇宙戦艦ヤマト」のリメイク版である
「宇宙戦艦ヤマト2199」の第一章のエンディング主題歌や
OVA『機動戦士ガンダムAGE MEMORY OF EDEN』のグランドエンディングを担当する。

その一方、数多くのイベントやライブにも精力的に出演し、
2014年には、アジア最大級のアニメフェスティバル
「香港第16回ACGアニメ漫画ゲーム展 2014」に出演し楽曲を披露するなど、
アニメミュージックの第一線で活躍中。


●宇浦冴香(ううらさえか)
2007年3月にB'zの稲葉浩志氏初のプロデュースで女子高生ロックシンガーとして
一躍話題となる。日本テレビアニメ「結界師」のオープニングテーマ
「Sha la la-アヤカシNIGHT-」をリリース。

最近では舞台にも出演し活動の幅を広げ、
170cmを超える長身を活かした熱いパフォーマンスと抜ける声を武器に、
等身大の女性の本音をぶつけたライブを展開している。


●小川真奈
13歳の時に、つんく♂プロデュースオーディションに選ばれ
「キャナァーリ倶楽部」の中心メンバーとして活躍。

15歳でソロメジャーデビューも果たし、
数多くのCDをリリース。ソロデビューシングルはTVをアニメ「ヒャッコ」の
オープニングテーマに起用された。

2009年からアニメ「極上!!めちゃモテ委員会」の主人公「北神未海」を
声優、実写ともに演じ、大きな話題に。

2012年からソロ歌手として定期的にソロライブ「おがわーるど!」を開催しながら、
持ち前の歌唱力と演技力を活かし、
ミュージカルにもヒロインとして出演し高い評価をうける。


●サントス・アンナ
スパニッシュアメリカンのクォーター。
ラテンパーカッショングループ「BON-BON BLANCO」のリードヴォーカルとして
2002年にデビュー。
今までに100本以上のステージを経験し、パワフルな歌とダンスで観客を魅了。

2008年にはソロデビューを果たし、LINDBERGの名曲『今すぐKiss Me』をカバーし
話題となる。

2009年、「BON-BON BLANCO」の活動休止と共に本格的なソロ活動を開始。
東宝「Endless SHOCK」をはじめ、舞台を中心に様々なジャンルにも挑戦し
マルチな才能を発揮している。
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自分が知ってるのは「Kalafina」「春奈るな」「結城アイラ」「織田かおり」までだなー。


で、本編。


1.春奈るなちゃんとKalafina KEIKOの2人で、
  春奈るなちゃんの歌をデュエット。

  多分、春奈るなちゃんの声が目立たなくならないよう
  KEIKO姉さんが少し声を抑えてるのかな、とは思いつつ

  ※ MUSIC ENERGY1回目では、
    しょっぱなに出てきていきなり発声もマイクの使い方も下手で
    「全然声が聞こえないよ・・・」という
    ”がっかり鮮烈デビュー”を果たした春奈るなちゃんも、
    今では立派に一線級のアニソンシンガーになってましたね。

  春奈るなちゃん、
  声も張ってるしマイクの使い方もいいのでよく声音(こわね)が通る通る。

  おじさん感無量ですわ( ´ー`)

2.織田かおり
  2曲ほど自分の楽曲を披露したんですが、
  「もうここから座って静かに聴ける曲なんてないよ!
  さあみんな立って立って!」と全員を立たせる。。。

  ※ そもそもMUSIC ENERGY(+梶浦由記さん系ライブ)は、
    ヲタ芸禁止のほぼシッティング(座っての)ライブ編成が主で、
    第一回第二回もほぼ全員座ってライブ全曲聴いてたんですけどね。

    織田かおりちゃんのソロライブが基本的にライブハウスという事もあり、
    観客が座った状態で歌うのに耐えられなかった模様。

  これがまさか最後まで続くとはなあ・・・( ´ー`)

3.結城アイラ
  2曲、そのうち一曲はアニメ「ブレイクブレイド」のエンディング曲
  (多分、OVA版の方だったかと)。
  で、一応自分も周りも知ってる曲だったので、結構ノリが良かったかと。

  結城アイラさんって藍井エイルちゃんや春奈るなちゃんと似た名前で
  同時期デビューかと思ってたら、全然先輩だったのね。
  ちょっと老け顔でしたわ。

4.サントス・アイナ
  2曲、そのうち1曲がBON-BON BLANCO時代の歌らしいんだけど、
  なんとアニメ「ワンピース」で使われてた「ボンボヤージ」。

  自分、アニメ「ワンピース」は見てなかったんですが、
  主題歌CDは買ってたので、この曲は良く知ってたんですよね。
  (この歌、ルフィ役の声優さん(田中真弓さん)が歌ってるものとばかり思ってましたわ。)

  そうだったのか、この人以前も出てきて「誰だろう?」って思ってたんですが、
  それなりに有名グループだったのね。

  で、トークパートに
  「みんな、”織田かおり”に立たされたんだって?
  先日twitterで”MUSIC ENERGY”をエゴサーチしたら、
  『MUSIC ENERGYは数少ない座って聴けるミュージックイベントだからいいな』
  というのがあったんだけど、まあ座ってたら寒いと思うし
  立ってガンガンにノリまくってよw」
  との事。

  この人、ソロ歌は知らんけど、トークは結構面白い姉さんだった。

5.宇浦冴香&小川真奈
  とうとうこの2人、自分の持ち歌も歌わせてもらえなくなった(多分)?

  2人デュエットで2曲歌った後で、
  先のサントス姉さんも呼んで3人でアニソン
  「Let It Go!(日本語版)」「残酷な天使のテーゼ」など、
  全然スペースクラフトと関係ない曲を熱唱。

  ※ この頃から全アーティストの衣装見てて、
    直近で活躍してるアーティストはともかく
    最近全然活動の場がない人は私服同然だったり
    小川真奈ちゃんなんてドレスはドレスでも
    手作りぬいぐるみとか縫い付けられたチープなドレスで
    春奈るなちゃんの豪華生地のドレスや
    Kalafinaのアーティスト衣装なんかと比べると
    なんか悲壮感漂ってるなぁ、と悲しくなってきました。

    多分、サントス、宇浦冴香、小川真奈ちゃんは
    毎年のMUSIC ENERGY以外では歌う機会自体ないのかと・・・

6.(このタイミングだったかな?)
  全アーティストを半分に分けて、
  梶浦由記さんの往年の名曲
  「暁の車」
  「あんなに一緒だったのに」
  を合唱。

  ガンダムSEED+DISTINY(だったかな?)の曲だけあって、
  これらの曲は全部知ってるわあ。
  こういう歌を織田かおりにソロで歌わせたらいいのになあ、とか思ったり。
  (織田かおりの曲、どうにもハマれないんですよねえ・・・
  FictionJunctionでのコーラスワークはいいんだけど)

7.春奈るな
  持ち歌メドレー歌いつつ背景にはソードアートオンラインなどの映像が。
  (春奈るなちゃんからかなり背景などもかなり豪華に。そして衣装も。)

  その後持ち歌4曲ぐらい歌って、
  かなりおなかいっぱいな構成。

  ※ 今回自分の席は前から3列目と、
    穴場イベントMUSIC ENERGYだからこそのラッキーな席位置も幸いして、
    超プリティーな春奈るなちゃんをガン見状態でしたわ( ´ー`)

8.Kalafina
  〆(しめ)を飾るは我らがKalafina。

  「FictionJunctionClub(梶浦由記関連アーティストファンクラブ)」
  入ってるけど、Kalafinaをこの距離で観れる席なんてまず取れない。
  それがMUSIC ENERGYだと取れちゃうんだからあらまあ不思議だわ。

  ※ 東京国際フォーラム ホールC(Aより全然小さい箱)でやってる割に
    上の方とか席もガラガラっぽかったし、
    やっぱりMUSIC ENERGYはアーティスト編成が悪すぎて
    (超知ってる人+全く誰も知らない人)、
    3年目の今も人気がかなりないみたい。

  Kalafina曲4曲を熱唱、
  KEIKO姉さん、WAKANA姉さん、HIKARUちゃん、
  それぞれ歌い分けしてるパートは、
  その歌い手さんを観ようとキョロキョロしまくって
  「ああ、センターに全員集まれー!」という気分だったけど、

  ほんと「KEIKO姉さんが自分をガン見してるわ!」と勘違いするほどに
  近い距離(3,4m程度真正面)で見上げるお三方はもう
  「ミロのビーナス」級ですわ。

  美人のKEIKO、かわいいHIKARU、そしてWAKANAお母さん
  ※ 決してWAKANAがかわいくない、という訳ではないけど
    お母さん顔なんだよね( ´ー`)
    歌は多分一番上手くてだいたいの曲で締めを担当してる。

  もう先の春奈るなちゃんとこのKalafinaだけで「元は取った!」と言えるライブでしたわ。


  KEIKO姉さんが
  MUSIC ENERGYの為にひさしぶりに同じ事務所のみんなに
  会うと女の子女の子してる子(マイクの握り方が全然違う)から、
  男の子っぽい子まで沢山いて、「ああ、宝塚だなあ」と感心するという。

  そして、よく喋るメンバー(WAKANA達)から、
  あまり喋らず聴いてるメンバー(HIKARU達)まで
  色んな人がいますよね、ほんと、とも。

9.全員そろってMUSIC ENERGYテーマ曲を熱唱。
  そしてご挨拶しての終了。


珍しく2時間半立ちっぱになっちゃったけど、
パイプ椅子じゃないので前席に寄っかかってられたり、
ヲタ芸ヲタジャンプなどは基本なかった(サイリウムも数人振ってるだけ)ので、
すごく楽ちんで曲聞けたイベントだったなあ( ´ー`)


ただ、衣装や背景、セットリスト編成などが
売れっ子と非売れっ子であまりに違いすぎて
そこがちょっと悲しくなる。

非売れっ子にももう少しお金かけてあげて・・・

そして、それなりに歌声も悪くないメンバーなので、ぜひ
「梶浦由記さんのFictionJunctionに全員いれてあげて・・・」
って思ったわ。。。

アーティスト飼いごろしは可哀そうすぎる・・・