なんか、１、２続けて電脳ハックの騙しネタで来たと思ったら、
今度はちょっと手を変えてはたまた騙しネタ。

攻殻機動隊SACのネタをちょくちょく挟んでくるんだけど、
もう世界観自体違っちゃってるからなんだか違和感を感じる。

・　パズ「同じ女は２度抱かない」
　　ARISEのパズは全然イケメンじゃないから似合わない

・　トグサの家族ネタ、生身ゆえの直感、マテバへのこだわり
　　まあ、トグサも中の人違うから違和感あるな

・　バトーの目を盗む
　　これは物語本筋に絡むネタだったけど

・　素子が汎用義体を特殊カスタマイズして使う
　　これは本編で理由が作られてたけど、
　　確かSACでは大人になって義体換装をやめた時
　　記念にもらった時計ができるように女性義体を使ってる、
　　っていう設定だったはず・・・

その他もろもろ。


で、物語の方は
・　ダム爆破、刑事殺傷事件。
　　現場で見つかったアタッシュケースには、義体の足（名称「エアリアル」）。
　　そして刑事の財布から義体技師の名刺。
　　こっちは未だ警視庁にいるトグサが捜査に当たってる。
　　ダムの持ち主（某国の大企業）に当たるも、
　　「爆破ではなく単なる事故」として片付けられる。

・　素子はこの６ヶ月、ころころ彼氏を変えて
　　今はイケメンの彼氏（この時点では詳細は出てこない）とイチャイチャ。

・　素子達は某国の独立運動組織達の日本でのテロへの対応にあたっている。
　　素子が戦闘でテロリストに強い電脳ロックをして動きを封じたにもかかわらず、
　　再度動いて素子に襲いかかってくるテロリスト、その胸には特殊な刺青が。
　　そしてウィルス感染したテロリストと繋がっていた為か、素子の足に異常反応が。

・　某国では、内紛および某国からの独立運動を行うゲリラ達がいて、
　　それを日本その他の国が支援していた。

　　そして、「スなんとか」という優秀な指導者が
　　ゲリラ達に戦闘技術その他を教え独立の方向へ導いていた。

　　「スなんとか」は次々と義体を乗り換えて？いたが、
　　「スなんとか」の義体には先のテロリストと同じ特殊な刺青が。

　　しかし、日本その他の国の撤退に合わせ「スなんとか」も殺され、
　　ゲリラ達は全員抹殺されて某国内紛は終結したという。

・　で、素子の足のメンテの為に訪ねたのは、彼氏の家。
　　彼氏は義体技師だった。

・　そしてトグサが名刺からたどってきたのも同じ義体技師。

・　と、早い段階でダム爆破事件や某国独立運動のテロリストと
　　この義体技師の関係がネタバレされちゃう。

　　この男（日本人）は、某国独立運動のテロリスト達の味方で、
　　「スなんとか」が本当に死んだのか、死んだのであれば
　　その後を継ぐ者として暗躍してる。

・　ダム爆破その他のテロで爆弾の持ち込み経路などが不明なんだけど、
　　それが義体の手足（エアリアル）に仕込まれた爆弾で
　　ある事もすぐにネタバレされちゃう。

　　しかも、日本国内でエアリアル使用者はあと３人、
　　そのうち１人が素子だという。
　　足の異常反応もその為か？

・　で、素子の元を第一話で所属していた軍のお偉いさんが訪ねてくるが、
　　「「スなんとか」を我々が**事が知られてはならない、
　　　「スなんとか」の事を探るもの（テロリスト達含め）を早く処分しろ」
　　と「スなんとか」のマーク入りの銃を素子に渡して去る。

・　トグサが素子に彼氏（義体技師）が怪しい旨伝えるが、
　　素子は怒ってトグサを吊し上げ。

・　そして、義体のメンテという事で再び彼氏（義体技師）に会うが、
　　２人でいた所をテロリスト達に襲われる。

　　そこで素子に助けられた彼氏は、素子が使った銃のマークから
　　「スなんとか」のものである、と気づく。
　　ここで彼氏は「素子がスなんとかを**のか？それとも・・・」と疑いを抱く。

・　バトーその他メンバー達が調査を進める中で
　　義体の手足（エアリアル）に爆弾がしかけられている事に気づく。
　　そして、バトーは戦闘最中に目を盗まれ、
　　その手口が素子とそっくりな方法だった事から、
　　「どうなってるんだ！」と素子を恫喝。

・　素子、バトーはトグサを訪ね、トグサが掴んでいる情報をもらい、
　　彼氏（義体技師）と某国の大企業が怪しい事をつかむ。

・　で、素子と彼氏のやりとりで、
　　彼氏「スなんとかを君が殺していない事が分かった」と。

　　「スなんとか」の正体こそ素子であり、
　　日本が撤退した際に自分が死んだ事にして、
　　自分が育てたゲリラ達を見捨てた、との事だった。
　　（これが多分、今回の話の「本当の騙しネタ」、
　　どうにもうまくないなー）

・　最後、某国大企業兼某国テロリスト達の親玉と
　　彼氏がヘリで逃げようとする所を素子が捕まえに行くが、
　　素子のエアリアルが作動し始め燃え始める。

　　彼氏「自分の電脳が最後のキーになっていて自分を殺せば君たちは助かる」
　　と、撃てずにいる素子の代わりに自分の頭を撃つ。

・　で、エンディング
　　素子がトグサをスカウトに行くが
　　トグサは嫁さんが「子供産まれそうだ！」って事で
　　大騒ぎして走り去っていく。


なんか、絵とかのレベルも１、２に比べて下がったような気がする。
ARISE１、２でかなり不評買った（インターネット情報）のが、
この辺に来てるのかな。

もうとりあえず早く４まで全部終わらせちゃえ、って感じかしら・・・

やっぱり攻殻機動隊はSACしか考えられん。

※　ただし、先日の朗読会でも阪脩さんの体調がかなり心配される状態だったので、
　　もうベストメンバー編成でSAC続編は作れないのかな(´・ω・｀)

※　ツイッターで宣伝活動の一貫なのか
　　「ARISEは攻殻機動隊じゃない！」というツイートを
　　神山監督（SAC担当）がリツイートしてて
　　話題になったけど、本当の意味でこんなの「攻殻機動隊」じゃないよ、
　　って思う。

※　１、２に比べて少し話が複雑になったせいもあって、全部を把握しきれなかった。
　　PSStoreでレンタル購入（７２時間）したので、
　　あと１、２回は見ようと思うけど、分かったから面白くなるタイプじゃないと思うわあ・・・

※　2014/07/13（日）、２回目見て、
　　・　まず、草薙素子はそんなプライベートの彼氏だからって
　　　　簡単に騙されて爆弾義体に埋め込まれるほどうかつなやつじゃないぞ！
　　　　SACで作った素子の理知的（一歩先を行かれる事なんてそうはない）を崩すな！
　　　　っていう怒りと
　　・　border:3での恋人と自分、かつて自分が指揮したゲリラ達とそのゲリラ達、
　　　　その仲間である恋人から神聖視される自分の存在と、のドラマにはちょっとほろっと涙
　　と２種類の感情持ったわ。
　　ARISEメンバーで攻殻機動隊SACの続きをやるならやってもいいかな、って。
　　ただし、今のARISEはやっぱりSACのイメージを「悪い方向のみに破壊」してる感じ。
　　うーん