詩タグがついた日記

2016年02月02日 00時07分

死角をついて
ふりおろされる
あさ

れい℃の陽ざしが
うすいまぶたのうえで
とけはじめている

りん、としている

せかいいちたよりない
テレパシーで

きみにおはようを
つたえる

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2013年11月03日 08時12分

朝　（戯言詩）

曇空

明けの空

湿った風だけが

囀りを吹き流して続きを見る

2013年11月01日 21時29分

正しき事

多数でなく

体制でなく

絶対でなく

不変でなく

気まぐれな　人の作りし

自分勝手な　人の作りし

曖昧なもの

正しき事と悪しき事になんの違いがあると云うのだ続きを見る

2013年11月01日 18時47分

明星

薄曇りの朧夜空に

ぼんやりと明星一つ

寒さに烟る街灯りの上

寒そうに

寂しげに

寂しげに続きを見る

2013年10月31日 21時24分

行方

吹く風に身を晒し

流れのままに身を任せ

何処に逝くと云うのだろう

己自身も見えないままに

己の心もおぼつかないままに続きを見る

2013年10月31日 19時10分

迷子

君に送ったメール

何度も送ったメール

迷い込んで

紛れ込んで

届かなかったのだろう

君からのメール

君からの返事

忙しくて

忘れてしまって

まだ

出せないのだろう

置いてきぼりの迷子のように

返事を…続きを見る

2013年10月31日 19時04分

月

見下ろす月を

見上げてみても

何も語らず

何も応えず

瞬く星を

探して見ても

何もわからず

何も変わらず

ただ

其処にあるだけで

今夜も

其処にあるだけで続きを見る

2013年10月31日 18時29分

静寂

たどり着くと其処は　

静寂に満ちている

返事もなく

温もりもなく

待つ者さえいない

無言で座り込むボクは

孤独な世界を再び押し開け

安らぎの時を過ごすのだ

空虚で虚無なる

虚構の世…続きを見る

2013年06月01日 08時03分

終わり

ガラスケースに恋を飾って
恋を彩る嫉妬の情もやがて薄れて
少しずつ褪せていくガラスを
思い出してはたまに拭く

静かな静かなその佇まい
振り返っては笑みが浮かぶの
苦楽は私の過去を彩り
無言の愛が顔…続きを見る

2013年05月27日 08時10分

彩り濁り

語る言葉に愛を溶かして
あなただけに贈る色を

絵の具を混ぜたらもう二度と
元の色には戻れない
パレットの上でその色は
すぐに哀しく濁ってゆくの

ありふれた言葉にふたりだけの気持ちを
ありふれた行…続きを見る