インタビュー
早く一緒にお酒を飲みたいですね!
我輩はいつでも飲みたいのです。
我輩はこよなく酒を愛しております。
東にくさそうな居酒屋あらば、颯爽と大将と赤玉ポートワインで乾杯し、西にこ洒落たバーあらば、隣の女性に一杯入れることなく電気ブランを飲み続け、南でBBQが開催されていると聞くや否や、ずんと我が城塞を作り上げ缶麦酒を飲み干し、北の寂しい我が家では、ゆるりと流れる時間と音楽とともに焼酎に溺れる。
一時として貴殿のことを忘れたことはない。酒よ。
貴殿のことを共に腹に流し込んでくれる友がいるならば、私はその誘いを断ることができようか、否、できない。
「君、いったいどれくらい飲むの」
私はむんと胸をはります。
「そこにお酒のあるかぎり」