インタビュー

よく人の悪口を言ってる小学生がいた場合、親の影響なのかと思ったりするのですがどうでしょうか?

んーと、自分の考えをマジレスすると、よく悪口を言う子どもが出てくる原因は大きく分けると三つあると思います。
一つ目は学校。例えば誰かに悪口を言われたとしましょう。そしてそれを誰も注意しなかったとしたら。自分は言われて嫌な気分。でも言ったあいつは注意されない。じゃあ自分も誰かに言ってやれ。こういう心理が働くわけです。もし、どこかでそのことについてしっかりと指導を受けているのであれば、「自分が言われて嫌なことは言わない方がいいな」とか、「これ言ったら先生に怒られるな」とかいろんな理由に気づいて言わなくなってきます。だから、誰かがどこかで「悪口は言った方も言われた方も嫌な気持ちになるんだよ」と教えてあげないと。それが学校です。それをやれない場合、学校に原因があるはずです。
二つ目は保護者。日ごろから乱暴な言葉遣いの家庭で育った子どもは、乱暴な言葉遣いが普通の言葉遣いだと思ってます。だから、友達にも同じ感覚で乱暴な言葉を使います。それと、学校のところで話した「悪口は言った方も言われた方も嫌な気持ちになる」ことを教えるのは、別に保護者でもいいわけです。それをしなけりゃ、さっき書いた理由で悪口はなくなりません。
三つ目はその子自身。例え先生や保護者がきちんとした指導をしても、衝動的に言ってしまう子ってのはどうしようもなく存在します。そういう子には、繰り返し繰り返し「こうなったらああ言う」という基本的な会話のロジックを教える必要があると思います。
とまぁ、思ってることの10%くらいをつらつらと書いてみました。総括すると、「悪口いう子は、何かしらの働きかけが不足している」っつーことです。ながながとすんませんな。

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