インタビュー
犬と猫どっちがすきですか?
猫と犬、どちらかを飼っても良い事になった。
原因は愛犬が亡くなってしまい、
寂しさを埋めるためだったんじゃろう。
わっちは猫を推して、
その意見が採用されてペットショップへ行くことになった。
じゃが、ペットショップの犬猫たちは疲れきった様に、
ガラスごしの小屋の中で眠っており、
可愛げがそんなには感じられなかった。
その中で一匹だけ、こちらをジーッと眺めてくる犬がいた。
毛並みが真っ黒のミニチュアダックスフントである。
「あの犬...」
それを指差すとペットショップの店員はすぐさまケージから出し、
目の前へと連れてきんす。
大人しい性格なのか抱っこしてみせても、
手をペロペロと舐めるだけ。
「この子は大人しい子なんですか?」
質問してみると、
「普段はやんty...元気な子なんですけれどオカシイですねぇ?」
ペットショップの店員さんも首をひねっていた。
わっちの顔の位置まで持ち上げて、
「お前、うちに来る気はある?」
っと、尋ねてみると顔を舐めて来た。
よしよし、と膝に乗せて撫でると丸くなって眠りだす。
「おし、こいつにするか。」
と、お父様。
「待ってください、私は猫を見に来たはずです。」
その言葉を無視して、ケージやらリードを選んでいかれる。
そして、その子は家族の一員になったのじゃが、
なったとたんにヤンチャ振りを発揮して困って可愛い子になりんした。
まぁ、端的には猫が好きなのじゃが、犬も嫌いじゃありんせん(゚、 。`フ