インタビュー

自分もWebサービスを作ったりするのですが、やっぱり宣伝が大事ですよね。 えがちゃんは無名時代にどうやって宣伝してきましたか?

これ、難しいところなんですね。。。

そもそも論として、「宣伝にリソースを割くべきか否か」(宣伝に時間を使わず、サービス質の向上を考えるべきか否か)と言う点が争点となると思っています。


http://blog.livedoor.jp/ikiradio/archives/51761769.html

にて記載させて頂いたのですが、これは


・プロダクト思考
・マーケティング思考


と言う2つの考え方があり、この二項対立が肝だと思っています。

最終的にはフェーズによってバランスのいい思考を選択するのが正しいと思うのですが、スタート(=無名時代)はどちらに注力すべきかと言う点です。

この2つの思考は、チキン・エッグ問題じゃないですが、表裏一体でありどちらを先にと言うのは非常に難しい議論だと思います。

その為、なかなか難しいと思うのですが、個人的な経験で申し上げますと、
私は「マーケティング思考」から入りました。

中学生時代からサイトを作っていましたが、
本質を突いたサービスを作る事に専念するのではなく、

・「今HITするテーマはなんだ。」
・「今流行のギミックは何だ。」
・「どういう集客手法が費用対効果が高いか。」
など、HITする事に注力し、集客手法も色々試しました。
(当時は、PV至上主義と申していました。)

そんな経験もありましたが、現在はプロダクト志向で本質的なサービスを作る事に注力すべきだと思っています。
しかし、マーケティング思考の際のキャッチアップ力やギミック、集客手法は体に染み付きサービスをリリースするたびに当たり前のように組み込まれています。

中学生のときに、掲示板などで必死に宣伝施策を行ったりしました。
また、高校生のときは学校から急いで帰って、毎日アクセス解析と睨めっこし色々試していました。
それが今も体に染み付いており、その経験を経て今の自分があると思います。

しかし、今の世の中はソーシャル化し、昔よりも『良いサービスであれば』、勝手に広まる仕組みが完成していると思います。
そういう意味では、この時代にサービスの開発を始めるのであれば、集客など考えずにいいサービスを作る事だけに専念するのがいいのではないかなぁ。。。

とも、思ったりします。

とはいえ、答えは出ていないです。
曖昧な回答で申し訳ないです。

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