インタビュー

最近ソーシャルネットワークに依存する人間やネット上の友人に共依存関係になってしまう非リアボッチが増えていると聞きますが、どう思いますか?また非モテ系コミュニティにそういった方はいると思いますか?

よく、共依存について質問があるんですが個人的には、

「ネット上の友人に共依存関係」 = 「非リアボッチ」

と言う表現がおかしいと思います。


これは、10年前であればそうかもしれませんが、現代においては、特にネット上の会った事がない人と仲良くなる事を「非リア」とは呼ばないと思います。

また、SNS等を通して、ソーシャルグラフやバーチャルグラフ関係なく依存・共依存関係になることを「ボッチ」とは呼ばないと思います。


私としましては、むしろソーシャルグラフと言われるリアルで会った人間とだけしか交流をもたいないと言うのは非常にもったいない事だと思っています。

例えば、会った事がなくてもQAサイトにおいて専門的な知識がある人から解を得る事は、10年前は少し抵抗があったと思いますが、今の日本ではまったく抵抗がない行為だと思います。

しかし、会った事がない人とネット上で込み入ったプライベートな話や恋愛話、仕事の悩みなどを打ち明けるには一般的にはまだ少し抵抗があるのかもしれませんが、これは確実に数年でまったく抵抗がなくなると思います。
なぜなら、実際にやってみると、「めちゃくちゃ便利だし楽しい」からです。
人間の本質に近い有益なものであれば、不要なルールは自然と淘汰されると思っています。


また、「何に依存するべきか」論と言うものがあると思います。
今回のご質問ですと、「SNSやネット友達に依存する事は問題であり、解決すべき。」と言う物言いかと思いますが、これも違うと思います。

私は、依存するものに色はないと思っています。
その為、実際の友達であれ、ネット友達であれ、モノであったり、趣味であったり何に依存しても私は問題ないと思っています。

よくある反論としましては、

「ネットに依存すると、社会と疎遠になってしまう!人の温かさが大事だ!」

と言うことだと思いますが、これはアメリカなどにおいてfacebookの出現で世の中がどう変わっているかを調べてもらえれば結果は一目瞭然かと思っています。

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