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の、続きでありんす。


乗り込んだタクシーの運転手に、

「名古屋の名所って何処かや？」

と、尋ねていました。

「それだったら、水族館ですね。」

「いくら位で行けるのかや？」

「4000円くらいです。」

「…もう少し近いところは無いのかや？」

「うーん…だったら名古屋城ですかね。」

「どれ位で行けるのかや？」

「1000円程です。」

「じゃぁ、そこへ向かってくりゃれ。」

「分かりました、何処からこられたんですか？」

「…姉ちゃんのお休みが今日だけで、遊びに来たでありんす。」

住所は誤魔化しました。てへぺろ、こつん。

「へぇ、楽しんでいってくださいね。」

「うんッ。」

そして、ふと思い、

「神崎姉様は名古屋城って行った事あるのかや？」

「無いよ。」

「それじゃぁ、良かったでありんす。」

名古屋城へ到着してからは、
マスコットキャラクターに抱きついて、
若干、神崎姉様に引かれたり、
そのまま、記念撮影されていたり、

石造りのお部屋を見たり、
名古屋城跡を踏んづけたり、
梅並木道を歩いて花の名前で笑ったり、

「ここを開放すれば、絶好の花見場所でありんす…。」

「そうだね。」

で、歩いているうちに名古屋城本殿に到着しました。

地下一階から歩いて、色々と見て周って、
3Dシアターなるもので名古屋城の説明を聞いたり、
名古屋城のミニチュアを見て、

「これは…広すぎでありんす…。」

と、驚いたりしました。

で、携帯を見ると、12:30過ぎ。
普通の方ならご飯の時間。

「神崎姉様、お昼にしないかや？」

「そうしようか。」

タクシー降りるときに、地下鉄の駅の場所も聞いていたから、
次の行き先にもバッチリでありんす。

そして、お洋服も見れるところまで連れて行っていただいて、
ワガママを言って、ノートPCを充電できる食事処を探していただいて、

飲み物とご飯を広げながら、ノートPCを開けて…、
おぉ、何人かがスネークしようと頑張ってました。

それを見ながら、一緒にクスクス笑っていると、
神崎姉様が、

「今、ヘイテさん名古屋駅で迷子になっているから、ちょっと迎えに行ってくるね。」

っと…。


ここから、六尺ガチムチアニキの、ヘイテさん無双でありんす。
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