フジテレビ“ノイタミナ”ほかにて4月12日から放送開始するアニメ『坂道のアポロン』（フジ系・毎週木曜24時45分～）のオープニングテーマが、YUKIが書き下ろした「坂道のメロディ」に決定した。監督に渡辺信一郎、音楽に菅野よう子、キャラクターデザインに結城信輝と豪華スタッフが結集した本作、菅野とのコラボレーションにYUKIは「オープニング曲のお話をいただき、とっても嬉しいです。菅野よう子さんのスリリングで切なく、転がるようなスピードの楽曲には、私の音楽に出会ってしまった時のときめき、衝撃と喜びを歌うのがぴったりだと思い、作りました。アニメに合うことを願います。ありがとうございました」とコメントを寄せている。

　「第57回 小学館漫画賞」を受賞し、現在も小学館「月刊フラワーズ」にて大好評連載中の小玉ユキによる大人気コミック「坂道のアポロン」をアニメ化。物語の舞台は、1966年初夏。高校一年生の西見薫は、父親の仕事の都合で横須賀からひとり、親戚のいる九州へ引っ越してきた。それまで優等生で周囲に心を閉ざしがちな薫だったが、“札付きのワル”と恐れられる破天荒なクラスメイト・川渕千太郎との出会いが彼を変えていく。千太郎を通じて知ったジャズの魅力、そして初めての「友達」と呼べる存在。仲間と奏でる音楽がこんなにも楽しいなんて！千太郎の幼なじみで心優しいレコード屋の娘・迎律子、ミステリアスな上級生・深堀百合香、憧れの兄貴分、淳兄こと桂木淳一…。アメリカの文化漂う海辺の街を舞台に、友情・恋心・音楽がまぶしく交錯する。

　YUKIが“ノイタミナ”主題歌を手掛けるのは、『ハチミツとクローバー』以来6年ぶり。菅野が手掛ける爽やかに駆け抜けるメロディラインとYUKIの歌声のコラボレーションは、『坂道のアポロン』の世界を見事に表現し、さらに物語を広げていく。

　さらに、タワーレコードと『坂道のアポロン』のコラボレーション企画「毎日、女子ジャズ。」キャンペーンが、今日（3月12日）から4月29日（日）までタワーレコード全店で展開される。ヒロインの迎律子が、タワーレコードの女性スタッフで結成された、“タワレコ女子ジャズ部”に特別入部！多くの人にジャズを身近に感じてもらうため、女子ジャズ部と共にキャンペーンを盛り上げる。

■『坂道のアポロン』
2012年4月12日（木）スタート　毎週木曜24:45～25:15（フジテレビ“ノイタミナ”ほかにて放送）