イ為ポン次郎の日記

2012年01月28日 00時42分

チョット昔読んだ絵本について思い出したので・・・

タグ: オナニー

※この話は説教染みててキモイのでスルー推奨です。

「飛べないホタル」って絵本をご存知でしょうか。

僕は子供の頃におかんが買ってきてよく読んでました、おかんは単純に障害児の話と重ねてたようですが僕にはあの話若干違って見えました。

今日はそれについての話です。

彼は生まれつき羽が縮れて飛べませんでした、しかし彼は彼なりのやり方で空を目指しました、初めは高めの葉っぱに登ったりしてその上まで来てケツを光らせたりしてみてたんですが、この話のそれでは終わりませんでした。

何の偶然か彼は生まれつき目の見えないホタルと出会って「俺がお前の目になるから一緒に空を飛ぼう。」と言ったのです、僕にはこの話が単純に助け合いのいい話じゃなくて、生物達の進化や生き残りへの強い意志の話のように見えました、結局やつらは二人で飛びました、偉業です飛べないモノが知恵と勇気と仲間を得て空へ行ったのです。

人間はかつてサバンナに放り出されたか弱い裸のサルでした、飛べないホタルどころか手足が捥がれたホタルのような存在です、しかし人間は繁栄しました。

彼らは諦めなかった、この不便を何とかするために、この弱さを補うために、生き残る為に、それは強い進化・生存への意思です、これをただの生まれつき恵まれない境遇のかわいそうな生き物と僕は定義したくはありません。

空を飛びたいと思うモグラはいないと言いますが、それを鼻で笑ってそれでも空を飛ぶんだと言うモグラがいたならばモグラはより繁栄していたでしょう、実生活においてもそうだと思っています、どんなに不自由でどんなに不利な境遇にあっても我々はあの時のホタルのように強い意志を持ってそのハンディに向き合わないといけないのだなとそう思い出しました、ただそれだけの話です。

-おわり-