恋する寝台特急物語 フルムーンの旅10便

翌朝7時。とわこの実家を出た。
「お母さん、なんかあったらすぐに連絡ばしてね」
「よかよ。甥っ子も姪っ子もおるけん、心配せんばよかよ」
「お義母さん、お世話になりました」
「早う行かんね。乗り遅れるばい」
「じゃあね、お母さん」二人はタクシーで長崎駅へ向かった。
かもめに乗り、新大阪へ到着し、更に乗り継ぎ京都へ向かった。京都へ到着し、ホテルに荷物を預け観光した。
「清水寺の舞台って、こんな高かとね…怖か」
「大丈夫だよ。落ちやしないから」
「手ば離さんといていよ…」とわこは露出した高い所が苦手らしい
金閣寺に移動し、金箔に彩られた建物を見た。
「この金箔売ったらいくらになるんだろうな」
「もう!そげんこと考えてどげんすっとね!」
夜はおばんざいを食べて、夜の京都を楽しんだ。
ホテルに帰り、晩酌を続けた。
「やっぱ博也さんと飲むお酒が美味しかよ」
「俺もとわこと飲む酒が旨いよ」
「3回忌来てくれて有り難うね博也さん。お父さん、喜んどるばい」
「たまにはいいかなと思ってな。しばらく長崎に帰って無かったからからな」
「博也さんはどこでも優しかね。私は幸せばい」
「そう言ってくれて有り難う。明日は熱海だな。時間はあっと言う間だな」
「そうね。楽しか事って何であっと言う間なんだろうね」
「最初にとわこに逢った時も、あっと言う間だったな。いつも有り難うな。とわこ」
「恥ずかしかばい。急に言われて」
「そろそろ寝るか?」
「そうね。寝ようか」
二人はダブルベッドで眠った。

おりぴ

と、とわこさん!よかとですか!!?

2024年06月23日 01時13分

米倉恵蔵@エロセクハラミータンスキーな部長

おりぴさん おしとやかな人です!

2024年06月23日 01時46分