新幹線恋物語2

(まもなく20番線からのぞみ号新大阪行き最終が発車します)
「はぁはぁ、乗れた…自由席だから座れるかな。あ、2席空いてる。良かったぁ…」座席に座り、身を委ねる。最終ギリギリまで仕事をしていた北村進一。後ろから息を切らして歩く女性がやって来た。
「良かった…座れる…」と言い、座った。どこかで見た事がある顔だ。
「あ!岡崎さん?」
「北村さん!奇遇ですね」
「あはは。こんなことがあるなんて。帰りですか?」
「そうです。ギリギリまで仕事でした」
「そうですか。俺もです。車内販売が来たらビールでも買おうかな」
「いいですね。私も飲もうかしら」
暫くして車内販売がやって来た。ビールを買い、缶の蓋を開ける。
「じゃ、お疲れ様です」コンと缶を合わせた。
ビールを飲みきった頃、恵が眠そうにしていた。
「眠そうですね。良かったら起こしますよ」
「有り難うございます。お言葉に甘えて」恵は目を瞑った。恵は静かに寝息をたてて、眠った。すると、頭が進一の肩に寄りかかった。一瞬、ドキッとした。シャンプーなのだろうか、良い香りが進一の鼻をくすぐる。気付けば進一も眠っていた。
(まもなく、京都です)
「お、いかん。寝てしまった。岡崎さん起こさなきゃ」進一は軽く恵の肩を叩いた。
「岡崎さん、京都ですよ。起きて下さい」
「んー。有り難うございます」恵は目を覚まし、軽く背伸びをしながら言った。
「よく寝てましたね」進一は降りる準備をしながら言った。
「気持ち良かったです。助かりました」
「いえいえ。もうすぐですよ」
新大阪に着いた。在来線に乗り換えなければならないので、別れる事になる。
「岡崎さん、良かったら今度食事に行きませんか?」
恵はちょっと沈黙した後、「いいですよ!楽しみにしています」と答えた。
「では、また連絡しますね。お気をつけて!」
「はい!また会いましょう」
二人はそれぞれの方向へ向かった。

にゃんこ

小説かー

2019年01月24日 08時09分

米倉恵蔵@エロセクハラミータンスキーな部長

にゃんこさん 多分10話位で終わりそうですwつまらないでしょ?

2019年01月24日 08時13分

にゃんこ

米倉恵蔵@エロセクハラミータンスキーな部長さん これからの展開次第(๑•̀ㅂ•́)و✧

2019年01月24日 08時49分