たまちゃん(超)の日記

2018年09月12日 20時23分

おにおにおに鬼ヶ島にいくいく行くんだなぁ♪とは?



【通貨銅出藻異意外道桃太郎】


過去の〜遠い過去〜の話である。

プライバシー保護のため、某所と記載する。
某県某市、老人夫妻が居住していた。

某日未明、老婆は河川敷に、洗濯に…
老爺は山岳に、芝刈りの為…入山した。

老婆が洗濯の途中、
上流から桃が漂流してきた。

「なにゆえ…
桃が漂流してきたのか
理解不能に御座います!」

そう言い放ちながらも…
老婆は、拾い食いを決意したという。

早速、帰宅後…
桃を食そうとした所、老爺が帰宅。
そのまま、口論になったという。


「やい、糞婆あ!
拾い食いとは、此れ如何に?」

「黙れ、痴呆症爺い!
貴様の稼ぎが悪いから
ろくに飯も、食えないのじゃ!」


老婆は、鈍器で数回
老爺の左側頭部を殴打!
それに対し、老爺は…
バールの様なものを振りかざし応戦。

そうこうする内に…
なにやら桃から、人間の指らしきものが
飛び出しているのを未明に、老婆が発見した!


「ややっ?奇怪な!」


見ると、その指が動いた!


「ぎゃっ!」

「ひいっ、お助けぇ!」


ぐちゃ

ずるぅ

ぴちゃ


「ぎ…ぎ…ぎぃ…」


なんと桃の内部から、胎児が現れたのである。


「不吉な…なんと、キモい…」

「ぅん、キモ太郎と名付けようwww」


数年の後…

キモ太郎は、
老夫妻に虐げられながらも、
懸命に生きていた。

「おい、キモ太郎〜!」

「マジ卍俺は、キモ太郎じゃない!
桃から生まれた桃たろ…」

「んな事ぁ、どーでもいいんだよ!
お前、そろそろ鬼ヶ島いけや!」

「超メンディー!えっ?いや…何の為に?」

「財宝目当てだよっ!」

「超ストレートっ!
まじ卍まじTBS(TテンションBバリSサゲー)
なんすけどぉー!」

「お前の好きな、
キモ団子くれてやるからっ!」

「まじバイブスあがってキターーーーー♪」

というような経過で、
老夫妻はキモ太郎を、鬼々島へと送り出した!


「マヂご機嫌ルンルン丸なんですけど~♪」


キモ太郎が歩いていると…
犬と、猿と、キジが現れた!


「こんにちワン♪」

「ウッキー♪」

「あたし、キジの鳴き声…知らないんだけど…」

『キモ太郎さん、お腰につけた
キモ団子、私たちにくださいな♪』

「これ、俺ッチのなんだけど~?
マジ辛タン!がちションボリ沈殿丸だっし~」

『我々を、お供にする為に、
持ってんだろうが~!?』

「わーったよ、じゃー、
イチキタして、マルキュー集合ねー♪」

『何でわざわざイチキタ(一時帰宅)
しなきゃなんねぇんだよっ?』

「ちょーメンディー!」

「どーでもいーから…食い物よこせワン!」

キモ太郎が、
ババァが作ってくれたキモ団子を渡すと
犬は、ムシャムシャと食い始めた…


「グバッ!キモいワン…キモいワン…」


犬は、
赤黒い吐瀉物を撒き散らしながら…
絶命した!


「キ…キモ太郎…
き…貴様の血は何色だぁ〜〜〜?」

「ちょ…待てよ!待てって!
俺じゃねぇって〜〜〜!
あんのババァ、毒を盛ったな?!」

キモ太郎は思った…

本当の鬼は、人間じゃないか!
こんな腐った世の中は、成敗してくれるわっ!

ひと〜つ
人の世の生き血を啜り

ふた〜つ
不埒な悪行三昧

みっつ
醜いハゲがある

よっつ
よこちょにハゲがある


「渡る…世間は…鬼…ば…かり…」


一方その頃、ジーバー(爺婆)は、
アチュラチュ(ラブラブ)だった。

「あぁ、ジジィ♪そこそこ♪」

「ぅう、ババァ!上の口は、喜んでても…
下の口はカサカサじゃねぇかっ?」


ガラッ!


「一家団欒は、そこまでだっ!」

「キモ、キモ太郎かっ?」

「お前、死んだはずじゃ?」

「黙れっ!本当の鬼畜は、お前らだっ!」

「…ふっ、バレちゃしょうがないな、
ジジィは、世を忍ぶ仮の姿、
空前絶後の~超絶孤高の~鬼老人!
鬼畜を愛し~地獄に愛された男~!

抱腹絶倒~地獄絵図~!
天上天下唯我独尊~!
地獄の沙汰も、かね次第!

そう、我こそは~!
たとえこの身が朽ち果てようと~
鬼を求めて命を燃やし~
燃えた炎は星となり~
見る者すべてを外道に変える~!

みんなご存知!そう~この俺こそは~
最強無敵の鬼老人!

あまりのポテンシャルの高さに
鬼ヶ島から~命を狙われている男~!

そう~俺こそは~
身長153cm、体重43kg、
長所~明るいところ~
短所~コミュニケーション能力の欠如!

鬼世界に舞い降りたキングオブ人見知り~!

そう、この俺は~
一富士、二鷹、サンシャイーン!
じーーー!ボコッ!じーーー!
イェエェエエエェェーーーーー…」

「黙れっ!」


ぼかっ!

ドガブリポシャグュシャドギャ~ン!


「ギャフン!!(⊃ Д)⊃≡゚ ゚」


ぽっくり!チーン♪


「ジジィが、
まだ喋ってる途中でしょうがぁ~!」

「黙れ…しょんどい(正直シンドイ)!」


ばきっ!

ズギャズギョズビズヒバーヒョーン♪


「ギャフン!!(⊃ Д)⊃≡゚ ゚」


ぽっくり!チーン♪




猿と、キジは、思った。

(ぃや、鬼は…お前だ!)










鬼〓たまこ〓畜