たまちゃん(超)の日記

2018年08月10日 18時22分

東の国から2000~失恋~とは?



(携帯)ピリリリリリ!

「もしもし…たわしだ…ぃゃ…私だ!」

「あっ!
たまちゃ〜ん?
今度の土日…
遊びに行かない?」

「まんもすウレピー!」

「ビクッ!…何それ?」

「いや…べつに…」

「ねぇ…横浜とか…どう?」

「うんうん♪
行こう!でれでれ〜♪」

「それじゃあ…
池袋駅で待ち合わせね!
やったぁ♪
ナオナオ(仮名です)
歩くの大好き♪」

「ん?
あ…ああ?
それじゃ…土曜日にね!でっれ〜♪」


ピッ!

ツーツーツー


…はて?
つーかどーでもいーけど
何だ?
何かが…ひっかかる…

その時は
まだ…
これから訪れる悪夢に
私は…
気付いては、いなかった!

デート当日。

どきどきしていた。
なんせ初デート
かなり気合入れて
着慣れない
ジャケットなんぞを羽織り
ちょっぴりフォーマルに
キメちゃったりなんか
しちゃったりなんかして!

(なんだか今夜イケそうな気がする〜!)

「たまちゃ〜ん!」

「やあ!待った?」

ぴらぴらと手を振る彼女
白いスニーカーに
洗いざらしのデニム
格子柄のネルシャツと
ピンクのキャップ…

って…?
めちゃめちゃ
カジュアルですやん?

「や♪お待たせ♪」

「うん!行こうか♪」

私は…駅の中に…
彼女は…逆方向に…

「ちょwwwwwどこ行くの?」

「え?横浜…こっちだよ?」

「………え?」

「ん?」

私は…
電話での彼女の言葉を
思い出していた。

「やったぁ!
ナオナオ(仮名ですってばwww)
歩くの大好き♪」

(´・ω・`)『…』

「あたし…歩くの大好き!」

Σ(゜д゜;)『………!』

「歩くの大好き!」

「歩くの…」

「あるくの………」

「くの…」

「くの………」

「くのくのくのくのくのくのくのくの…」

な…なななな
なんてこった〜〜〜〜〜い!

私は…
とんでもない
勘違いをしていたのだ!
横浜(を)歩く!
…のではなく
横浜(まで)歩く!
って意味
だったのか?www

こりゃ
たまちゃん…
うっかりだぁ♪
あはは〜
…って笑えねぇよ!馬鹿っ!

どこぞのアホが
デート
60km〜70km
歩くんじゃ!
アスリートじゃねぇっつうの!

「たまちゃん♪はやくはやくぅ〜♪」

「うん♪
あはは〜!
まてまて〜!
でれでれ〜♪」

\(^o^)/オワタ…





もう
どれくらい
歩き続けているのだろう?
夕日は
もうすっかり
ビルの陰に
かくれてしまった…

会話?
…ふっ!
…3時間目で
もう…
話のネタ尽きてまんがな…
そんなもん!wwwww

池袋を出発してから…

16時間後www

AM2:00 

真っ暗な横浜駅に
立ち尽くす…
カップル2名www

「中華街…」

「開いてないよね?」

「とりあえず…どっか泊まる?」

「うん!」

よっしゃ!(^ω^)ノ

ま…
何だかんだ言ってもね♪
この瞬間の為に試練
(拷問ともいうがwww)
を乗り越えてきた訳ですよ!

だって
そう…で…しょ…
こ…この…めくるめ…く

ぐう…ぐがぁ〜!(´д`)zzz



ZZZ



チュンチュンチュン!

朝?

なんてこった〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い!


その後…
中華街で食事して
池袋駅で
わかれたんですが…
どうも…おかしい?
なおなお(仮名仮名www)の機嫌が悪い!

そして…別れ際…
彼女の口から…
驚愕のひと言が!!!





CMの後も
まだまだ続くよ!!!!!





「もう…
逢うつもりはないわ…
さよなら!」

「え?どどどどうして?」

「イビキ…凄いね!
…死ねばいいのに!」

「が〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!」

【いけふくろう】の隣で
呆然と立ち尽くす私の耳に
有線から流れる
【あゆ】の曲が聞こえてきた…

♪〜 恋人たちは
 とても幸せそうに
手をつないで
 歩いているからね 
まるですべての事が
 うまくいってる
かのように
 みえるよね 
真実(ほんとう)は
 ふたりしか知らない 〜♪








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