2018年08月03日 10時50分
地蔵に遭遇した…とでも言うのであろうか?とは?
つーかどーでもいーけど…
ちょっと久しぶりに
東京に出掛けた。
しっかし、
つくづく思うが…
東京とは
何の計画もなしに
行く場所ではない。
特に重要になるのが時間帯。
そして…山手線である。
ちょうど朝のラッシュ時に
乗り込んでしまった!
何故だ?
なにゆえ、こんなにも
人間を詰め込む
必要があるのだ?
そして、暗黙のルール。
男性は、両手を挙げ
まるで
【カニ】のようだwww
ところで、満員電車内での
目のやり場にも
困ってしまう。
しょうがないので
電光掲示板などを
見つめるわけだが
人間の視野というものは
…意外に広い。
自分の意識の範囲外まで、
見えている。
【視線を感じる】
というのも、それにあたる。
その時もそうだった。
チリチリと
まるで虫メガネで
焼かれている様な
視線を感じた。
「んっ?」
と、自分の胸元を見る。
ぎょっ!とした。
こんなにもバッチリ、
目と目が合うかね?
ちゅう位、ガッツリ
見つめ合ってしまったwww
私の胸元から、
ひとりの少女…
おそらく、
背の低さと、童顔から
幼いであろうと、
判断したが
細かくは分析しなかった…
いや、出来なかった!
なぜなら
彼女は、私と向かい合い…
上目遣いで
まるで小雨に濡れた
子犬のように
私を
見・つ・め・て・い・る・の・だ・か・ら。
汗が一気にあふれ出す。
仮にだ…
これが恋人同士ならば
【なんだか今日、
イケそうな気がする〜〜〜♪】
的なレベルの
熱視線なのだが…
いかんせん、
私と彼女は
【赤の他人】
何だっ?
私の顔に、
何か付いてるのか?
はっ!まさか…
鼻毛が1ダースで
もっそり出ているのか?
いや、耳毛かっ?
耳毛がモミアゲと
繋がっている
とでもいうのか?
やめろっ!
見ないでくれぇ〜〜〜!
などと…
もうえぇ加減にしろ的な
状態にまで
追い詰められていた。
その刹那!
『…を…たの…』
声がする。
『…を…見た…の…』
それは、確実に
私の胸元から
発せられていた。
(何だ?ピョン吉か?)
などという
余裕は無くwww
私は目線を、
落としてしまった。
『夢を見たの』
な、なんだって?
間違いなく、
彼女の口から発せられた…
謎の言葉。
時々、
誰かが手を振っていて…
振り返したら
私の後ろにいた人に
振っていた
という…
勘違いエピソードは
ちょくちょく耳にするが…
今回のケースは、違う!
彼女は、
私に!
話しかけているのだ!
人間こうなったら
不思議なもので…
目を逸らす事が
出来なくなって
しまうんですね。
蛇に睨まれた蛙。
メデューサによって
石にされたみたいなwww
彼女には
【表情】
が無かった。
故に…言葉から何かを
読み取ることは不可能。
例えば
もう本当に楽しい夢で…
『ねぇねぇ♪
聞いて聞いて♪
誰でもいいから♪』
だとか
『あんたに
そっくりな人に
襲われたのよっ!
…夢だけどね♪』
やらの感情が無い。
まるで自然に
呼吸をするかのように
彼女は言葉を、吐いた。
すると、また…
『マルイ
カバンヲ、
持ッテ
イルノ』
うあああああ
ああああああ
ああああああ
ああああああ
ああああああ
あああああああ
怖い怖い怖い怖い
怖い怖い怖い怖い
怖い怖い怖い怖い
怖い怖い怖い怖い
怖い怖い怖い怖い
何なのっ?
絶対…
【ニイタカヤマノボレ】
とか
【トラトラトラ】
的な、暗号
もしくは…
【エロイムエッサイム】
やら
【コノウラミハラサデオクベキカ】
的な、呪いの言葉だろっ!
【ユメヲ
ミタノ…
マルイ
カバンヲ、
持ッテイル
オ前モ
蝋人形ニ
シテ
ヤロウカッ!】
そのまま彼女は
人の波に飲まれるように
【巣鴨駅】
で降車していったのだが
もしや、あれは…
とげぬきじぞ(ry
少〓たまこ〓女