2017年03月13日 02時22分
米倉恵蔵のホテル日誌3(UG客編)
ホテルでオーバーブッキングに並ぶ位怖いのがUG客(好まれざる客の英語の略称)である。特に被害があるのが料金の踏み倒しである。鍵を置いたままスキップアウトされる。大きいシティーホテル(東急、ヒルトン、オークラなど)が被害にあう事が多い。部屋代、飲食代、電話代などすべてにおいて逃げられる。(ビジネスホテルは前払い制)不運な事に私が勤めていたホテルでも、電話代を踏み倒された事がある。(ビジネスホテルだったので部屋代はセーフ)
踏み倒しだけではない。素行不良の人間もその対象となる。以前、チンピラと応酬した事がある。最終的に警察呼んで事を済ませた事がある。美人局もあった。偽名を使って泊まる輩もいる。
踏み倒しができるなぁとここでお考えの皆さん。踏み倒す自信があればそれでも結構。但し、情報(筆跡、人相、風体など)が近隣のホテルに回って、宿泊拒否、或いは警察行きになる可能性があるので、余程の度胸がない限り辞めた方が良いだろう。