ねことらの日記

2016年12月21日 22時11分

詩ーくれっと・な・感情

朝の光が青く
透き通るように輝いてた

どこかで散った
涙の欠片を運んでた

不思議だね
色褪せた写真が愛おしいのは
綺麗な嘘を写さないから

すり減った色を心に重ねていく



毎日がちょっと窮屈なのは
中身のない安心ばかり
詰め込んでるから

ほんの少し諦めよう
誰にも見せない
ほほえみを浮かべて

綺麗な理屈に 汚されぬために
傷だらけの明日を受け入れよう


自分の言葉で語ることが
正しいと言うのなら

その全てが言い訳に
変わったとしても

その見え透いた嘘を
本物だと言おう

誰にも見せない
ほほえみを浮かべて