はちちの日記

2016年11月01日 00時23分

命の奪い合いの話 (ややグロ注意です)

タグ: アクアリウム

水槽を眺めていると購入時よりも小さなミナミヌマエビが2匹ほどいた。
おそらく淘汰されずに生き残った2匹なのだろう。
そしてその小さいエビの1匹が脱皮するかも?の体勢になってたので
脱皮する瞬間見たさにしばらく眺めていた
だが脱皮しかけているが途中で引っかかって戸惑っている
そこに1匹のアルジーライムシュリンプのメスがやってきた
体長は倍以上の体格差がある

その脱皮途中のエビの背中を掴んで抑えると
脱皮直後で柔らかい体を引き裂いて食べ始めた。
人が人を殺し合う理由よりは、生き物たちの命の奪い合いは
理屈も通るしシンプルなものだとは思う。

生きるために食う。

これにいちいち残酷だ!とか仲間意識はないの!等の人間的感情は彼らには関係がない。
そんなの人間同士でやればいいし他の生き物に人間の感情持ち込むとか奢りでしかない。
わかってはいるが飼い主としては複雑な心境になったので見てられず
タバコを吸いにキッチンへ

飼い主としてはちゃんと雑食の生き物を飼う上でこういうことも
当然あり得るので覚悟もしていた。
なのでちゃんと見るか、と思いタバコ吸い終わり戻ると
食われたエビに他のエビが群がり奪い合うように食べていた。
もう形はほとんど残ってない

これを受け止められない奴に雑食の生き物を飼う資格がない。
人間の気持ちは彼らにはまったく関係がない。

だけどやはり何とも上手く言えない悲しい気持ちになった。
その自分の気持ちをエビ達が知ったらお前ら人間はわけわかんねーな。
とか言われるんですかねw


本編には関係のない余談ですが。
アクアリウム界でも生き物を飼った人が飼えなくなった生き物を可哀想だからと
適当にその辺の川に放して問題になってますね。

私なら飼えなくなったら譲る相手を探すか
それが見つからなかった場合必ず自分の手で殺します。
まだ殺めたことはありませんがそのつもりです。
きっと殺めたらもう2度と飼うことはないと思いますが。
(伏字になるので言い回し変えました)

1番いいのは生き物は最後まで責任を持って飼う。
これしかないでしょう。