30代男性は値引き品も買えないのか、大変だね。（そろそろ他人事じゃない
俺は嬉しいけどね、店でクーポン貰うと。また来ようかな、という気になる。
気にせず好きに使えばいいのに。

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30代男性がマクドナルドでクーポン使ってるの見てドン引きどころか吐き気を催してしまった。生理的に気持ち悪い」

(中略)

「社会人として働いてお金を得ているのだからそこ50円60円くらい払えばいいのに、という印象だったのですが多くの反応を見るとそういうわけでもないようですね」
その上で、クーポンは「お小遣いでなんとかやりくりしてる学生が使うものじゃなかったの！？！？」と煽った。投稿はトゥギャッターなどでもまとめられ、さらに拡散。

(中略)

※転載元
http://news.nicovideo.jp/watch/nw2443817?ver=video_q
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（貰った金で買い物するときにクーポン使って差額をちょろまかす奴、と条件追加変更してるけど、後出しジャンケン過ぎ）

■どこが気持ち悪いポイントなのか分析してみる
起きている経済活動は、「通常価格の約10%引き程度で売買を行う」というだけの話だ。
しかし、それだけでは説明がつかない。
「100万のアクセサリーが90万になるクーポン」だったら多分気持ち悪くないのだろう。
「”今だけ50円引きセール”中のマックで普通に購入する」でも、多分そうだ。
つまり「10%程度」ではなく「数十円程度」でなければならないし、「セール」ではなく「クーポン」でなければならない。
そして、「”今だけ50円引きセール”中のマックに行列を作って購入する」は、恐らく気持ち悪いと言われる。
すると、投稿者が何に気持ち悪さを感じているかが見えてくる。

■セールとクーポンの差
「セール」に無くて、「クーポン」「行列」にはあるもの。そこが鍵だ。
それはつまり「値引きの為の、主体的な行動」である。
また、その気持ち悪さのパラメータとして、値引きの為の行動の「労力」と「値引き額」で表現することができる。

気持ち悪さ = 労力 / 値引き額

となる。
労力をかければかけるほど、値引き額が少なければ少ないほどに、気持ち悪いと言われてしまうことになる。
深い悲しみを感じる。

■クーポンを用意するのに必要な労力
この投稿者はあまり若くない気がする（気がするだけ）
クーポンを用意する、という「労力」を考えると、それがわかる。
クーポンというのは、スマホ世代と、それより前の世代において、イメージがまったく違うのだ。
スマホ世代にとっては、ちょっと手元でポチポチすればすぐに手に入る物であるため、労力なんて全くかからない、と言っても過言ではない。スマホをちょちょいと弄れば50円引き、なんてオイシイ話なんだろう、と思うわけだ。
しかし、スマホ以前の世代にとってはそうではない。
多くのクーポンはチラシについているもので、そのチラシとは新聞の折込広告だ。その為に、
「新聞の折込広告を見て、マックのチラシを見つける」
「チラシからクーポンを切り離して、携帯する」
という準備を要する。
これによって、スマホポチポチに比べて、労力の爆上げが発生してしまうのだ。

■30代男性という魔法の言葉
さらに、ここでマジックワードである「30代男性」が追加される。
これは「30代男性なら、金に余裕があって当然」という（空想上の）前提がある。
「お小遣いでなんとかやりくりしてる学生」なら～という話からも明らかだ。
よって、（裕福さ）に比例して気持ち悪さも増大することになる。
実際の裕福さだけではなく、「お金があるはず」という思い込みも含めてだが。
よって、
気持ち悪さ = 裕福さ * 労力 / 値引き額
という公式になる。

じゃあ凄い気持ち悪いパターンってどうなるの、といえば
石油王が（金持ちそうな感じあるし・・・）、10円の値引きの為に、１時間マックの行列に並んで購入する
とかになるのかしら。
へー倹約家なんだね、くらいの感想しかないけど。

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別に「○○な奴になりたくない」「○○な奴になりたい」と思うのは自由なので、
お金をいっぱい稼いで、50円のクーポンなんかあえて使わない余裕を見せ付けられる人間になる、なら好きにすればいい。
だけど、勝手に基準を作って「お前は○○だから気持ち悪い」って何様のつもりなんだろうね。
他人を軽々しく評価するのをやめなさいって話。